2023.3.22wed
アートとランチを満喫!大須のギャラリーとカフェの複合施設「カフェ カルコラーレ」【名古屋市】
2022年8月、「大須・南寺町アート会館」の中に、「cafe calcolare(カフェ カルコラーレ)」がオープンしました!
元々、この場所にあった本格的画廊「かんしょギャラリー」が、これまでより多くの方にアートを発信し、気軽に体験できる施設を目指したいという思いで、アートギャラリー、カフェ、ショップ、アトリエ、オフィスの複合施設としてリニューアルオープンした「大須・南寺町アート会館」。
誰でも作品を出品することができるギャラリースペースには、絵画やアクセサリー、ブリザードフラワーといった温かみあふれる作品が並んでいます。カフェでは、キッシュやパイがメインのデリプレートの他、アップルパイやコーヒーなども提供し、ランチにもカフェタイムにも気軽に立ち寄ることができます。
そんな“アートと食”を楽しめる、新形態のカフェについて、詳しいお話を伺ってきました!
多彩な作品がお出迎え! “アートと食”を楽しむギャラリーカフェ
間口がせまく奥に長いつくりが特徴の建物。まず、ドアの先に出迎えてくれるのは、さまざまなクリエイターたちのアート作品です。絵画やアクセサリーなど、全ての作品が購入可能。インテリアデザインの仕事も行っているオーナーの村上さんは、「クリエイターたちの活躍の場を提供したい」という思いから、入りにくい印象のあるアートギャラリーをカフェと一緒にすることでその問題を解決しようとしました。
この奥には、カフェとギャラリーが融合したフレキシブルなスペースが広がっており、その空間作りは村上さんが自身で設計・施工・家具のデザインまで一貫して行ったそう。「ギャラリーにカフェを併設することで、アンテナショップのような雰囲気が生まれ、アートギャラリーは入りにくいという問題を解消できたのではないかなと思います。入りやすさと同時に、インテリアの相談をいただくことも増えました」と村上さん。
どんな作品が並んでいるのか、詳しいお話は記事後半の村上さんへのインタビューでチェック!
野菜をたくさん食べてほしい!試行錯誤を重ねたデリプレート
ギャラリーの奥に広がるのは、イタリア語で“計算”という意味を持つ「cafe calcolare」。名古屋市の食育推進店舗にも登録され、その名の通り、栄養バランスだけでなく、見た目の彩りまで計算しつくされたデリプレートには、食べる前からワクワクが止まりません。
村上さん自身がバランスの良い食事を摂ることを意識し、健康に気を使っていることから、「お客さんにも健康になってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」という思いで、日々メニューは試行錯誤。
「キッシュ・ロレーヌ」「ラタトゥイユ・パイ」「ポテトグラタン・パイ」の中からメインを選択し、サラダ、肉か魚の副菜、日替わりのデリ2~3品、フルーツ、スープが一緒になったボリューム満点なプレート。
今回は「ラタトゥイユ・パイ」のデリプレートをいただいてきました!緑黄色野菜とベーコンがたっぷり入ったパイは、歯ごたえも楽しめる一品。季節ごとの野菜を生かした、旬を味わえる日替わりのデリもボリューム満点ですが、箸が止まらないおいしさにペロリと完食できてしまいます。
皮の食感がクセになる!瀬戸内産レモンの「レモネード」
食事メニューはこだわりが満載でしたが、「お店で一番力を入れているおすすめのメニューは、実は『レモネード』なんです」と村上さん。
レモネードに使用するのは、実際に村上さんが四国まで足を運んで選んだ、酸味たっぷりの瀬戸内産レモン。そんな厳選した国産レモンを皮ごと使ったレモネードは、酸味の中に自然な甘さが感じられ、すりおろした皮の食感もクセになる味わいです。
サクサク食感とひんやりアイスがクセになる!焼き立てアップルパイ
何層にも重なり合った生地と、シナモン不使用の甘いリンゴのフィリングがぎっしりと詰まった、重量感たっぷりのアップルパイ。焼き立てをいただくことができ、ナイフを入れた瞬間、サクッと気持ちの良い音が!ひんやり冷たいバイラアイスを付けて食べれば、パイの熱でアイスが口の中であっという間に溶け出し、ほっぺが落ちてしまいそうなおいしさです。
同じく大須に本店を構える「松屋コーヒー」から仕入れた豆を使ったコーヒーは、甘いアップルパイとの相性も抜群!“松屋式ドリップ”と呼ばれる特別な方法で抽出され、雑味のないすっきりとした味わいを楽しめます。
次のページ
オーナーの村上さんにインタビュー!
WRITER
- トップページ
- ENJOY TODAY
- 中区
- アートとランチを満喫!大須のギャラリーとカフェの複合施設「カフェ カルコラーレ」【名古屋市】