奈良「室生山上公園芸術の森」でアート旅!周辺のランチや観光スポット、お土産まで
#おでかけ

2023.5.6sat

奈良「室生山上公園芸術の森」でアート旅!周辺のランチや観光スポット、お土産まで

おでかけモードが高まっている今だからこそ、その気分を満たしてくれる「見る」「遊ぶ」「食べる」「癒される」がたくさんつまった、楽しいプランをお届けします!

今回は、名古屋から車で約2時間のところにある奈良県・宇陀市をピックアップ。自然と調和した不思議なモニュメントに心打たれるアートな公園「室生山上公園芸術の森」や、自然の恵みたっぷりなグルメの数々をご紹介します!

室生山上公園芸術の森

蛇からインスピレーション『螺旋の水路』
キンモクセイから湧き出した水が、くねくね水路を進む様を表現した作品。彫刻家・ダニ氏が、この地を訪れた際に遭遇した、とぐろを巻いた蛇から着想したそう。渦の中心に立って写真を撮ると絵になるので、映えスポットとしても話題になっています!

ダニ・カラヴァン氏による心を揺さぶる屋外アートたち
一面が自然に囲まれた地に、2006年に開園した「室生山上公園芸術の森」は、公共事業と芸術が融合したパブリックアートがコンセプトの公園です。

園内には、光や木、水、生き物などの自然環境と調和した作品を世界各地に制作した、イスラエル出身の彫刻家、ダニ・カラヴァン氏が手がけた12点のダイナミックなモニュメントが、7.8ヘクタールの広大な森の各所に散りばめられています。蛇のようにグルグル渦巻く水路や、光と闇の対比が織りなす空間など、ダニ氏の不思議な世界観に引き込まれていきます。

神様と宇宙のパワーをいただく『天文の塔・太陽の道』
神道の一直線上に続く「太陽の道」は、究極のパワースポット

塔の上で両手を広げて、宇宙からのパワーを感じましょう〜

目の錯覚で楽しむ『波型の土盛』
『弘法の井戸』に繋がるうねうねとした道は、遠近法の仕掛けが施されています

感性を刺激する自然環境と調和した作品
メインモニュメントの『天文の塔・太陽の道』は、古代の太陽信仰と「室生寺」や「伊勢神宮」の繋がる一直線上、北緯34度32分の「太陽の道」を可視化した作品。塔の内部は、太陽の光と闇のコントラストが美しい神秘的な空間が広がっています。

また、遠近法による目の錯覚を利用した『波型の土盛』は、ダニ氏と親交があった、旧室生村出身の彫刻家・井上武吉氏の得意な空間表現をオマージュした、感慨深い作品。整備された美しい森の中では、ピクニックや野鳥観察をして、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも魅力の一つです。

らせん状の階段を下って暗闇の世界へ向かうと、トンネルの奥からは美しい光が

園内では、ライトアップなど不定期にイベントも開催しています

室生山上公園芸術の森

問い合わせ
0745-93-4730
場所
奈良県宇陀市室生181
時間
4月~10月 10:00~17:00
(3・11・12月は~16:00)
(最終受付は閉園時間の30分前まで)
定休日
火曜定休(祝日の場合開園、翌平日休)
駐車場
あり
支払方法
カード・電子マネー不可
入園料
大人410円
公式サイト
city.uda.nara.jp/kouen/kyouiku/leisure/kouen/murouartforest/news/geijutsnomori.html
アクセス
「室生口大野駅」より車で約16分

Méli-Mélo(メリメロ)

三重の愛農高校が手がけるソーセージや、宇陀市にある有機栽培農園から仕入れている。

店名の「メリメロ」とは、フランス語で“まぜまぜ”という意味。フランス人の店主が祖母から学んだ故郷の味と、地元周辺で採れた新鮮な食材の“2カ国のおいしい”を詰め込んだガレットを提供している。彩り野菜や自家製のベーコンなどを、そば粉100%使用した生地で包んだ「本日のガレット」は、華やかな見た目で写真映えも◎! 毎週金曜日には、手作りの石窯で焼き上げる自家製パンもいただける。

店主の気まぐれで登場する、ぐるぐる巻いた「クイニーアマン」(650円)

パリで営業職に就いていた店主が結婚を機に来日し、趣味だった料理を本業に!

家庭的な雰囲気の店内には、ダイナミックな絵画や地元作家の作品が飾られています

Méli-Mélo(メリメロ)

問い合わせ
080-5291-7529
場所
奈良県宇陀市室生下田口1761
時間
11:00~16:00
定休日
日~水曜定休(不定休あり)
駐車場
15台(ふるさと元気村駐車場)
支払方法
カード不可・電子マネー可
Instagram
@melimelomurou
平均予算
2000円
アクセス
近鉄「室生口大野駅」より車で約14分

森野吉野葛本舗

茶房にて作りたてを堪能できる、透明感が命!の「葛もち」(660円)

創業から約450年間、伝統の製法で「吉野本葛」を作り続けている老舗店。工場直売店の「葛の館」は、葛粉を使った煎餅やゴマ豆腐などを購入できる他、茶房「葛味庵」にて、練りたての「葛きり」(770円)などが味わえます。さらに、旧伊勢街道に位地する「森野旧薬園」では、季節によって花を咲かせる約250種類もの薬草木を生育している薬園と、薬園や葛にまつわる歴史が学べる資料館も!

ゆずやブランデーなど7種類のフレーバーが並ぶ「代々の友」(各175円)

園内にたたずむ「桃岳庵」は、かつて薬草研究の場として使用されていました

6月頃に小さな白い花を咲かせて見ごろを迎える「ナンテン」

葛の館

問い合わせ
0745-87-3011
場所
奈良県宇陀市大宇陀西山3
時間
9:00~17:00(茶房葛味庵は~16:00)
定休日
水曜定休
駐車場
10台
支払方法
カード・電子マネー不可
公式サイト
morino-kuzu.com/chokubai
平均予算
750円
アクセス
近鉄「榛原駅」より車で約11分

森野旧薬園

問い合わせ
0745-83-0002
場所
奈良県宇陀市大宇陀上新1880
時間
9:00~16:30
定休日
不定休
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー不可
公式サイト
morino-kuzu.com/kyuyaku
入園料
300円
アクセス
近鉄「榛原駅」より車で約13分
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WRITER

Yuna Hoshikawa

Yuna Hoshikawa

愛知県出身。まだまだ未熟なひよっこ編集部。ファッションと旅行が好き。暇を見つけては、お気に入りの洋服を着て、一人旅へ出かけるほど。何事も、思い立ったらすぐ始める派。

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