勇翔さんの“ボイメンメモリー”
――勇翔さんにとって、ボイメンの活動で思い出深いことは何でしょうか?
勇翔さん 「日本ガイシホール」のライブで、初めてメンバー全員で泣いたことですね。全員が泣くことはなかなかないので、印象に残っています。
田村さん 本ちゃんは別の意味で泣いたんじゃない?
本田さん ライブ開始早々に転んで、衣装がめちゃくちゃになってしまった時ね。それで肝いりの演出を台無しにしたにも関わらず、めちゃくちゃ泣いたぜ。反省の涙じゃなくて、みんなと同じ意味で泣いたぜ。泣いている時には、そのことはもう忘れてた(笑)
勇翔さん あとは、『YAMATO☆Dancing』でオリコンランキング1位を取ったことかな。社長が「お前らありがとう」と言ったことに対して、みんなで泣いて。1位を取れてうれしいっていうのとはまた少し違って、みんなの心が一つになって泣いたっていうのが思い出深いです。
田村さん 勇翔はめちゃくちゃ熱いやつだったな。
本田さん 僕らはアホみたいなエピソードしか話さなかったけど、勇翔がめちゃくちゃ良い話してくれた。
――メンバーの皆さんとの思い出はいかがでしょうか?
勇翔さん タム(田村さん)は、大阪へ行った時に一緒にご飯を食べたことですね。僕の誕生日でご飯に連れて行ってくれて、そのまま飲みにも行きました。
田村さん 仕事からプライベートまで、だいぶ熱く語り合ったね。
勇翔さん (平松)賢人は、吉原のソロ曲「モノローグ」のMVを撮ったことかな。撮影と監督が賢人で、僕はMV内のドラマパートの役者として出演しました。
平松さん 「モノローグ」は僕が好きな曲なんですけど、MVがないから、自分で作ろうと思って制作しました。勇翔がこれからは俳優1本でやっていくと決めたので、それなら勇翔に出演してもらおうと思って依頼しました。カメラが彼女目線になっていて、僕が勇翔にポップコーンを食べさせたり、一緒に誕生日をお祝いしたり。楽しく撮影できました。
――楽曲を歌っている吉原さんは、そのMVを観てどうでしたか?
吉原さん すごく素敵なMVです! でも、曲の雰囲気にしては勇翔が短髪すぎるかなと(笑)
辻本さん あれ?“短髪の部活男子”をテーマにした曲じゃなかった?
吉原さん 違うのよ(笑)。楽曲は、大人の淡く切ない恋愛を歌ったラブソングで、エモさとダークさがある感じ。でも、MVの勇翔を見ると、笑顔が好青年で、いいヤツすぎるの(笑)。だからこそ、余計に切なくなるのかもしれないけどね。とっても良いMVになっているので、皆さんにもぜひ見てほしいです!
勇翔さん 本田くんとの思い出は、はじめのころにプリクラを撮りに行ったことですね。当時、同い年の3人で行ったんですよ。
本田さん 行ったね。でも、撮りに行こうと言ったのは、僕でも勇翔でもないよね。あの時のプリクラどこにあるかな。
勇翔さん 僕も持っていない。
本田さん 勇翔と僕は、仕事絡みの現場以外で会ったことがないかも。だから、プリクラの話くらいしかないから、これ以上は掘り下げられないね(笑)
勇翔さん 吉原は、ライブ中にいつもささやいてくれるんです。今でも結構助けられています。
本田さん 活動14年で、未だに“補助輪”が付いている(笑)
――吉原さんは、勇翔さんについささやきたくなるんですか?
吉原さん ここで勇翔が出たら面白いなっていう時に、ささやいています。勇翔って、面白い存在だし、持っている技も面白いから、使い手としては楽しいんですよね。
本田さん 勇翔が急に出てきたら、大概、吉原の差し金。その時、奥で吉原が満足そうな顔してる(笑)
吉原さん 勇翔がふざけているところに乗るのが結構好きです。何かのライブから、勇翔が「教祖様」って呼ばれるようになったんですよ。豚足みたいなピースを勇翔の「ゆうぴーす」と言っていて、勇翔とみんなで「ゆうぴーす」したり。勇翔が教祖様っぽくなった時に、僕が率先して信者になって、「簡単にお目通り願える人じゃないんだぞ」ってお客さんに言ったりするんですけど、それがめちゃくちゃ楽しいんです。
本田さん 勇翔が教祖様、お客さんが信者、吉原が上級の信者っていう構図になるんだよね(笑)
吉原さん 割とそういう構図の時が多いよね。その時の勇翔も楽しそうにしているし、僕も楽しくて。振り返ってみると、そういう思い出が多いです。
田村さん 勇翔の卒業ライブも、そのスタンスでやろうか。
本田さん 吉原のそのやり取りのおかげで、勇翔が「いくぞー!」って言うと、お客さんも「教祖様が言うんだからやるしかない」っていう空気になるよね。「勇翔が絶対」っていうモードになる。
吉原さん あの時の勇翔は無敵だよね。
勇翔さん つーじー(辻本さん)は、おすすめのものを教えてくれることかな。
吉原さん ヒゲ剃り?
勇翔さん それもある。僕ヒゲが濃いんですけど、「このヒゲ剃りがいいよ」ってつーじーが教えてくれたんですよ。それを未だに使っています。一度壊れたけど、同じものをまた買いました。あとは、ロードバイクに乗り始めたのもつーじーの勧めなんですよ。
田村さん (辻本さんは)お兄ちゃんみたいな感じ?
辻本さん いや、おすすめした僕が持っているものよりも、良いものを買っていたことがあったよ(笑)。僕の憧れのブランドのものを買ってた。
本田さん 兄貴越えじゃん。
辻本さん 僕もものとかにこだわりがある方なんですけど、よりこだわり屋さんで職人気質な勇翔なので、「これ絶対ハマるだろうな」って思って、教えてあげたくなっちゃいますね。勇翔は、自ら何かを収集するタイプではないけど、一つのことにのめり込んだらすごいハマるんですよ。というか、僕はてっきり別の思い出を話すと思ったな(笑)
平松さん 今のはまさかの話だった?(笑)
辻本さん そう(笑)。前に勇翔と、勇翔のお母さんと、僕の3人で飲んだことがあるの。勇翔が親になかなか会えていないことを知っているから、「親子水入らずの時間だから僕は行かなくていいよ」と言ったんですけど、お母さんが「いや、ぜひ一緒に」と言ってくれて。僕も普段からそんなにお酒は飲まないんですけど、勇翔の地元の長野県で、3人で地酒を飲みながらご飯を食べたのが思い出深いですね。勇翔とお母さんが一緒にお酒を飲んでいる光景にも、グッときましたし、微笑ましかったです。
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- Satomi Hirata
- “ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』をリリース!楽曲のことから卒業する勇翔さんとメンバーの思い出まで、激アツなロングインタビュー!!