ボイメンの激アツな思い出たち

今初めて明かされる(!?)あんな話やこんな話まで、たくさん語ってくださいました。

――皆さん、素敵な“ヴーカポーズ”エピソードでした! 2024年3月末で勇翔さんが卒業されるとのことで、この6人での『日刊KELLY』出演は今回が最後になります。メンバーの皆さんの勇翔さんとの思い出を教えてください。

田村さん それはもう、勇翔が遅刻して、連絡も取れなくて、家まで起こしに行ったことですかね(笑)

本田さん 昔、とことん起きれない時期があったよね。毎回すごい神妙な面持ちで頭を下げてた。色褪せない神妙さがあったな(笑)

田村さん けんちゃんから愛のムチもあったよね。

本田さん けんちゃんが勇翔を壁際まで追い詰めて、一喝してたね。あの時は、平松の怒号が飛んだ。というか、勇翔との思い出でこんな話していいの?(笑)

田村さん あとは“伝説の大阪”じゃない? 勇翔がつじちゃん(辻本さん)とケンカして、目元をケガして、その後の特典会でサングラスを着けていたエピソード。しかも、ケンカの発端が、つじちゃんがパンツ一丁でいた勇翔にちょっかいをかけたことっていう(笑)

本田さん 突発的に揉めてたよね。

辻本さん あの日の夜は、一緒にお好み焼きをつっつきましたね。

本田さん でも、会話がなかったんでしょ?(笑)

辻本さん あれは会話したようなもんだよな。お好み焼きを一緒につっついたんだから。

勇翔さん でも、お好み焼き屋へ行った理由が違うからね。

辻本さん 僕は仲直りしたくて行ったけど、勇翔はタダでメシを食いたかっただけなんだよね?

勇翔さん それは逆でしょ(笑)

辻本さん そうだったっけ?(笑)たしかに、逆の方が正しいね。

本田さん ご飯の話で思い出すのが、10年くらい前、メンバー全員で明太子のお店へ行ったことですね。席に着いてみんなで写真を撮ったら、勇翔が「明太子は苦手だから帰るわ」と言って、そのまま帰ったことがありました(笑)。あれ以来、全員そろってご飯に行くことはないですね。

平松さん こんな話ばっかりで、勇翔の印象は大丈夫?(笑)

本田さん またメンバーだけでご飯を食べに行くチャンスがあるといいなっていう、前向きな話だよ(笑)。あと、明太子が苦手でもお店へ来たのは、勇翔なりの最大限の歩み寄りだったんだと思う。

辻本さん 食べられないから本当は行きたくなかったかもしれないけど、ちゃんと来てくれたことがうれしいよね。

本田さん 元々、メンバー全員でご飯を食べに行くっていうのは意外とないね。メンバー数人とだったり、メンバー全員の他にスタッフさんがいたり。あえて避けている訳ではないけど、めったにそういう機会がないね。

――また全員で行ける機会があるといいですね!

辻本さん 勇翔の卒業までに1回行こうか。会計は男気ジャンケンで(笑)

田村さん そこは、勇翔に奢ってもらって花を持たせようよ(笑)

本田さん 去年の夏ぐらいから吉原がずっと「カニ食べに行こうぜ」って言ってるから、カニを食べに行こうか。

撮影場所にあった送風機を使って、ワイルドな動画を撮っていた田村さん。その動画はボイメンのTikTokに!

辻本さん 僕の勇翔との思い出は、『24時間テレビ』の「キッズキャラバン隊」ですね。お互い18~20歳くらいの思春期真っ只中のころ、約1カ月間、相部屋で過ごしたんです。寝ても覚めても一緒で、当時は家族以外の人と過ごすことがなかったので、いろいろ大変なこともありましたが、今となるとその思い出が一番大きいですね。

本田さん 夏の時期に、毎日一緒に募金活動をして、寝泊まりもして。きっとハードだったよね。

辻本さん そうだね。約1カ月間で東海エリアの全125市町村を回って、屋外で募金活動をして、だいぶハードだったんです。勇翔は、募金活動する前まではあんまりご飯を食べていなかったんですけど、テレビ局さんの厚い手当てもあって、1日3食しっかり食べることができたので、勇翔だけ身体が大きくなって、日焼けして真っ黒でした(笑)

本田さん そう。1カ月ぶりに2人を見たら、つじ(辻本さん)は肌が焼けて真っ黒になって、顔とか身体もシュッとして、ちょっと研ぎ澄まされた感じまでしたけど、勇翔はパツパツで健康的な身体になって帰ってきました(笑)。元々、勇翔は食に無頓着で、1日1食でも平気なタイプだったので、3食しっかり食べたらやっぱり太るんだなって思いましたね(笑)。肌が黒くなった分、歯が白く見えて、良い顔してました。

辻本さん 共同生活で、勇翔の生体とかもよくわかったね。この時間からコンビニへ行くんだとか、僕がコインランドリーにいた時、田んぼがある1本道の向こう側から、何かを食べながら歩いてくる勇翔を見たこともあります(笑)。初めて仲間の生体に触れましたね。

沖縄でのエピソードを鮮明に覚えていた吉原さん。とっても楽しそうに話す姿か印象的でした!

――濃密な1カ月間でしたね。吉原さんにとっての一番の思い出は?

吉原さん 良い話から面白い話までいろいろ思い出がありすぎて、どれを話そうかなという感じなんですけど、僕が一番好きで、今後も残していきたいのは、2017年のツアーで行った沖縄のエピソードですかね。
勇翔くんは元々甘いものがすごい好きなんですけど、「アイスクリームを3つ買うんだ」と言って、すごくテンションが上がっていて。普段はそういうことをあんまり言わないのに「少し時間をもらっていい?」と言って、お店へ行って、ハイビスカスとか食べたことのないフレーバーを選んで買って、とってもうれしそうにしていたんです。それで、右手の指と指の間にアイスクリームを挟んで、左手で携帯電話を持って、自撮りをしていて。でも、今まで右手に3本もアイスクリームを持ったことがないから、力加減が把握できなかったのか、カメラアングルを調節していた時に、己の力でアイスクリームのコーンを全部へし折ったんです(笑)。もうどうしようもないのに、落ちていくアイスクリームをまず膝でワントラップ。次に左手を出してキャッチしようとしたら、左手には携帯電話を持っていたからその上にバンッと落ちて。あれだけ楽しそうにしていた勇翔と、アイスクリームが落ちてしまった後の勇翔、澄み渡った沖縄の空が忘れられません(笑)。今思い出しても面白いって、相当面白いですよね。

辻本さん 太陽の光が染みたよな。それを思い馳せながら今度沖縄へ行こう。

平松さん 僕も割と車が好きで、昔、ゴーカートだけど60~70キロくらい出るようなサーキットへ勇翔と2人で行ったことがあります。そのころの僕は普段、お母さんが運転する助手席に乗っているだけだったし、サーキットみたいな所で運転するのが2回目くらいで。勇翔はまだ免許持っていなかったけど、車が相当好きだから勇翔の走りが楽しみだったんですよ。いざ2人でコースに出て走ってみたら、勇翔よりちょっとだけ僕の方が速かったんです。そうしたら、勇翔がものすごい苦笑いしていて、気まずくなりました(笑)

吉原さん 悔しかったんだろうね(笑)

勇翔さん 仕方ねぇなって。

吉原さん (勇翔さんは)伸びるね。自分の現在地を理解して、納得している。

勇翔さん 2人の体重が10キロも違ったからね。むしろ僕に技術があったから、まだ近づけて、少しの差になったんだと思う。

田村さん あ、伸びないわ(笑)

本田さん 技術でも埋められない、体重差だったのか。

勇翔さん 「軽量化が一番のカスタム」って、このことか…って。

本田さん その格言はお馴染みじゃないから(笑)

田村さん 気持ちでは負けていなかったね(笑)

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“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』をリリース!楽曲のことから卒業する勇翔さんとメンバーの思い出まで、激アツなロングインタビュー!!

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Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

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