2020.4.13mon
GANG PARADEが分裂?!“若(わか)”の文字を背負い、 ファンを楽園へと誘う「PARADISES」始動!
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昨年10月、日刊KELLyに登場してくれた10人編成の女性アイドルグループ「GANG PARADE」。あれから、5カ月。メジャーデビュー後初めての全国ツアー「PARADE GOES ON TOUR」を大成功させたと思いきや、GANG PARADE創世期からのメンバー、カミヤサキが脱退を発表。さらに、ハルナ・バッ・チーン突然の脱退と、何やら騒がしい毎日を送ってきた。そして3月下旬、驚きのニュースが飛び込んでくる。
―――GANG PARADE、分裂。
“老(おい)”の文字を背負い闇を切り裂く5人組「GO TO THE BEDS(ゴートゥーザベッツ)」と、“若(わか)”を衣装に刻み楽園へと誘う3人組「PARADISES(パラダイセズ)」の2グループに分かれて、またゼロからの始動。果たして、彼女たちはどこへ向かうのか?「PARADISES」の3人、テラシマユウカ・月ノウサギ・ナルハワールドにインタビュー。
photo / Kazuhiro Tsushima(TONE TONE PHOTOGRAPH)
まさか、次にお会いするときに、このような体制(分裂)になっているとは思ってもいませんでした。まずは、経緯を教えてください。
テラシマユウカ(以下、ユユさん) サキちゃん(カミヤサキ)の脱退を受けて、GANG PARADEの未来を考えたときに、このままでいいのか?と感じることが多くて、去年はグループとして悩みながら進んできた1年でした。であれば一旦、GANG PARADEという括りを取っ払って、裸になって、自分たちの在り方、アイドルとしてどうなりたいのか?をゼロから考え直す機会を持ってもいいのではないか、と。私たちの未来のために、前に進んでいくために2つに分かれることになりました。「PARADE GOES ON TOUR」ファイナルの中野サンプラザもソールドアウトさせましたし、悩みながら…という雰囲気は感じませんでした。
ユユさん GANG PARADEとしてのライブの在り方、お客さんを楽しませたいし、“みんなの遊び場”と言っている以上はそう在りたいと思っていても、それをメンバーが難しく捉えてしまっていました。アイドルを始めた頃にはできていた、あんまり深く考えずに、自分から溢れ出た感情をそのままライブにぶつけるということが、できなくなっていたのかもしれません。できることが増えてパフォーマンスに対していろいろと考えられるようになった分だけ、逆に分からなくなってしまったんです。去年のツアーは本当にお客さんに助けられただけで、私たちはどこかに心から楽しめない気持ちを抱えていて、、前が見えない状態でした。月ノウサギ(月ノさん) いいライブしなきゃ、いいライブしなきゃ、じゃあ、いいライブって何だ?お客さんを楽しませる、そのためにどうするべきなのか?グループがどこへ進むべきなのか?ということを行動に移すことができない1年でした。決して悪いライブだったわけではなくて、お客さんを楽しませることができたと思えても、もっとできることがあったのではないか?という気持ちが常にあって。
なるほど。それを打破するための方法論が、「GO TO THE BEDS」と「PARADISES」に分裂することだった。では最初に、それぞれのメンバーのことが知りたいので、他己紹介をしてもらってもいいですか? まずは、ユユさんが月ノさんの紹介をお願いします。
ユユさん 月ノは、見た目はめちゃくちゃ美人で清楚で、しっかりしている印象ですが、本当にそのままで、めちゃくちゃしっかりしていて真面目です。でも真面目すぎるあまり、丁寧に言おうと意識し過ぎて逆に失礼なことを言っちゃうみたいな。そのギャップの面白さを知って欲しいし、もっと伝えていきたいですね。月ノウサギ
次は、ナルハさんがユユさんを紹介してください。
ナルハワールド(以下、ナルハさん) ユユさんは…。ユユさん さん禁止やで(笑)。ユユちゃん、ね。
ナルハさん ユユ、ユユ…(笑)。ユユちゃんは、とても落ち着いた人で、頭の回転が速い人。頭がいい人。ユユちゃんの書く歌詞がとても好きで。言葉使いが素敵、心に刺さります。