2022.12.12mon
世界で活躍!フラワーデザイナー・晴恵 N.クリスティさんにインタビュー
アメリカを中心とした、世界のウェディングやイベントのフラワーデザインを手掛けている愛知県出身のフラワーデザイナー・晴恵 N.クリスティさん。
1人ひとりのイメージに合わせたデザインと流行を掛け合わせたオリジナリティあふれるデザインが人気です。現在では、名古屋にも活躍の場を広げているとのことで、いま注目の世界で活躍する晴恵さんに独立までの経緯や今後の展望などをお伺いしました。
晴恵 N.クリスティ
- プロフィール
- 愛知県出身。生花店と化粧品会社での勤務を経て1999年に渡米。2000年にロサンゼルスの弁当店の経営を引き継いだのち、2007年にフラワーデザイナーとして独立。現在はウェディングやパーティ、ガーデニングなどの各種イベントを幅広く手掛ける。
CONTENTS
理想の自分を追い求め、行動を起こす
――フラワーデザイナーとして活躍されている晴恵さんですが、お花に触れるようになったきっかけを教えてください。
晴恵さん 子供の頃からお花が好きで、高校1年生からお花屋さんでアルバイトをしていました。
今はもう無くなってしまったのですが、池下駅1階のお花屋さんがスタッフを募集していて。そのお花屋さんに採用してもらえたのがきっかけで、お花のお仕事に携わるようになりました。当時は結婚式の全盛期で、1日に20組ほど対応していましたね。
きらびやかな世界に触れる中で、化粧品会社にも6年ほど勤務しました。1999年には、アメリカでビジネスをするために渡米も。ビザ取得のためにロサンゼルス郊外のお弁当屋さんの経営を引き継ぎ、働きながら大人のための英会話スクールに通っていました。
忙しい日々でしたが、刺激的な毎日を過ごしていたのを覚えています。そこから2007年にお弁当屋さんの事業を譲渡し、フラワーデザイナーとして独立しました。
――なぜアメリカでビジネスをしようと思ったのですか?
晴恵さん 15年後、20年後の自分の将来を考えたときに、日本では自分の理想像には近づけないと感じたからです。自分の理想を叶えて海外に永住するため、当時は目標に向かってただひたすらに行動していましたね。
スポンサーを募集していたLAタイムズに自分の経歴や思いを載せ、お声をかけていただいところへ飛行機のチケットを購入して自ら足を運びました。さまざまな経験をさせてもらいましたが、シンプルに❝行動を起こす❞ことがすべてだと思います。
時代の変化とともに進化し続ける
――現在はメインでどのようなお仕事をされていますか?
晴恵さん ロサンゼルスのゴルフカントリークラブで、ウェディングを担当しています。あと、海外で結婚式をしたい日本の方にも、個人で結婚式のコーディネートを引き受けています。
私はオリジナリティのある結婚式が好きで。アメリカでは自分の理想の結婚式をつくるのが一般的ですが、日本の結婚式は式場やプランがすでに決められているものが多いですよね。結婚式を挙げる方たちにとって特別な日になるよう、日々努めています。
2007年に独立してから10年以上経ちますが、やっと少しずつ結果が出てきて自信がついてきたと最近感じていますね!
――最後に、晴恵さんの今後の展望を教えてください!
晴恵さん 自分の好きな形や色はあるけれど、そこに執着せず❝時代の変化とともに新しいものを取り入れて日々進化❞したいです。
ウェディングの仕事は、時代によってドレスの形、花の形、色のトレンドが異なります。自分のカラーが強くなりすぎないよう、いろいろな方と一緒に仕事をして新しいものやトレンドを吸収したいですね。
また、名古屋に戻る機会も増えるので、名古屋の皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!
❝人生の節目を花で彩る❞フラワーデザイナー・晴恵 N. クリスティさんの今後の活躍にも注目です!オリジナリティある結婚式や海外でのウェディングの相談など、ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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- Saki Nakane
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