2023.3.28tue
ヤングスキニー、1stフルアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』リリースインタビュー
今、最も注目を集めているロックバンドのヤングスキニーが2023年3月15日(土)に、1stフルアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』をリリース!
“嘘だらけで、矛盾だらけな日常の歌を歌う”をコンセプトとした、どこか切ない楽曲で、若者の心を鷲掴みにしているヤングスキニー。今回、バンド初のフルアルバムをリリースしたということで、アルバムに対する想いやツアーに対する意気込み、名古屋の思い出など、かやゆーさん(Vo/Gt)&しおんさん(Dr)にお話を伺いました!
ヤングスキニー
- プロフィール
- かやゆー(Vo/Gt)、ゴンザレス(Gt)、りょうと(Ba)、しおん(Dr)の4人からなる、平均年齢20歳の4ピースバンド。シンガーソングライターとして活動していた“かやゆー”が中心となって、2020年8月に結成。2021年2月に「世界が僕を嫌いになっても」のMVを公開後、SNSを中心に反響を呼びTikTokで楽曲を使用した動画が急増、現在MVの再生回数は100万回を突破。若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞に、10代や20代から熱い支持を受けている。
初の1stフルアルバム、タイトルは1年半前から
――バンド初のフルアルバムということですが、今作はお二人にとってどのような作品になりましたか?
かやゆーさん どの曲を取っても“良い”と思えるアルバムが出来上がりました。初のフルアルバムなので、バンド結成2年半の集大成としてふさわしいものになったんじゃないかなと思います。
しおんさん 今までのファースト、セカンドミニアルバムと比べて、10曲それぞれに個性がしっかりあって、色んなジャンルが詰まっているので、音楽性を感じてもらえるアルバムを作れたと思います。かつ、メンバーで意見を言い合ったり話し合ったりして、一曲一曲に時間をかけられたので、納得のいくものになりました。
かやゆーさん メジャーデビューしたからといって、これまでと変わりなく今まで通り、自分の好きなように曲を作ることができました。ただ、これまでのアルバムと比べると、最後までワクワクしながら聴くことができる、ジャンル豊富なアルバムになったなと。バンドとして、大きく成長できたアルバムになったと思います。
――タイトルの『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』は、収録曲「ごめんね、歌にして」の歌詞から付けられていますね。
かやゆーさん 「ごめんね、歌にして」ができたのが1年半前で、この曲の中にあるフレーズを“次のアルバムのタイトルにしよう”ってずっと決めていました。でも、これといった理由は正直なくて。歌詞の一節をタイトルにしたいと考えていたくらいですね。
アルバムタイトルが決まってからもどんどん曲が出来ていったんですが、結果、どの曲にも「歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた」という部分を持ってるなと感じます。
――収録曲の中で特に思い入れのある曲や、特に好きな曲を教えてください。
かやゆーさん 僕は「ゴミ人間、俺」の歌詞と曲調が一番好きですね。まさに「どんなことでも許されると思っていた」っていう要素が出ている曲だと思いますし、なかなかこういうことを歌っている曲もないと思うので、自分じゃなきゃ書けないんじゃないかな、と。
しおんさん 僕は「美談」という曲が好きです。このアルバムの中で一番歌詞が共感できるんじゃないかな。付き合っていた人のことを思い出すときって、悪い思い出よりも良い思い出とか、その人の良いところばかり浮かんでくるっていう、多くの方が共感できる歌詞だと思います。歌詞もそうですし、サウンド的にも、ヤングスキニーの中でもテクニカルなことに挑戦している曲なので、ぜひ注目していただきたいですね。
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