高良健吾さんから皆さまへ熱いメッセージ!
――インフルエンザで今日お越しいただけなかった高良健吾さんから長文の手紙が届いております。熱いんです。
石田さん 熱い男なんです。
齊藤督監 人柄を現しています、本当に。
高良さん(手紙) 阪本春役の高良健吾です。今日は舞台挨拶に参加できず、申し訳ありません。大阪・名古屋・福岡キャンペーンが『罪と悪』の宣伝の一区切りだったので、最後の最後で作品としっかりとお別れができず、舞台挨拶にいらっしゃった皆様と顔を合わせることができず、残念です。『罪と悪』は、親切な映画ではないと思います。観客の想像力、考える力を信じている作品だと思います。物語の答えを提示するのは簡単ですが、あえて観客の皆様の心に委ねることによって観てくれた方々、それぞれの心の中で広がりを見せて育っていく作品だと思っています。与えられるより見つけることに意味を感じる方には刺激的な作品になっていると思います。そして、『罪と悪』を観ることによって、普段考えないこと、考えたくないこと、感じないこと、感じたくないことが刺激されて、“罪と悪”とは“正義”とは、それぞれの立場役割によって変化するものだと感じていただけると思います。だからこそ、この映画は簡単に人のことを裁いていません。今の世の中、簡単に白黒はっきりさせ、簡単に人のことを裁き、それぞれの正義を振りかざして傷ついている人も多くいると思いますが、そんな単純なことではないと思います。この『罪と悪』が皆様の中でじっくりと育ってくれるとありがたいです。今インフルエンザでダウンしております。回復したらどんな形でもいいので、皆様の前で挨拶ができたらうれしいです。楽しんでくださいという言葉が合う映画かわかりませんが、やはりこれは映画なので、楽しんでいただけるとうれしいです。
会場 (拍手)
石田さん 熱かったですね!長かったですね。素敵でしたね。
――素敵でしたね。石田さんからも一言皆様にお願いします。
石田さん 今、健ちゃんの手紙にも書いてあったと思うんですけども、本当にあの簡単に答えが出るような映画ではないと思います。自分の作品を1回はもちろん観るんですけども、何度も観返した映画って今まで一度もなくて、監督にも何回観るの?って言われるぐらい、4回か5回ぐらい観たと思うんですね。何度も観ても、いろんな感想や感情というのが自分の中に出てくる映画だなって思ったので、先ほども言いましたけど、じゃあ今回は春の目線で観てみよう、今回は晃の目線で観てみようとかね、いろんな登場人物の目線で観ていただけると、また違った楽しみ方ができると思うので、ぜひまた『罪と悪』をよろしくお願いします。
――どうもありがとうございました。最後に監督よろしくお願い致します。
齊藤督監 ありがとうございます。本当に今、おっしゃったように、観ていただいて、いろいろ考えたりしていただくこと、“罪と悪”をどう捉えるかというお話をさせてもらったんですけども、皆さんの疑問に思うものも全部撮影したバージョンをはじめに作ったときに、ミステリー映画になってしまって、これは自分の求めるところじゃないなと。3人の再生に見えても、やっぱり失われていくもの、分かり合えたと思ったけども、そこに残る切なさと言いますか。「なかったことはならねえからな」と劇中で浩市さんも言っていますけども、そういったテーマも深く突き刺さるようにと思った時に、ミステリー要素のわかりやすい部分は、極力ちょっと排除させてもらいました。そうしていくうちに僕が思っているような形になったなと思って、観終わった後に議論が生まれたり話したりと、それが補完できるように微妙な伏線と言いますか、答えが実は散りばめています。それがわかるとまた繋がったときに、実は結末の見え方が変わっちゃうみたいな。そういった試行錯誤も重ねた上で、皆さんに観てもらう映画として完成させました。もし皆さんの心の中に残って、3日や1週間ぐらい語り合って、咀嚼して、皆さんなりのこの映画の答えや、そういったものが見つかったら、それは絶対皆さんの答えだと思って、それが映画の完結。この映画の最後の終わりだと思っています。願わくは、あと10年先でもいいんで、こんな映画あったなとふと思い出して、そういったときにちょっと心の片隅に残るような映画になってくれたらもう幸せです。この度は、本当にわざわざ皆さん足を運んでいただき、ありがとうございました。
タイトルにもなっている“罪と悪”について、本作では3人の幼馴染を通して今の世の中や自分と向き合い、答えを模索していきます。人によって考えが異なる奥深いテーマの答えを追い求め、本作がたどり着いた、監督が考えていなかったラストとは―。ぜひ劇場で結末を見届けて、その答えを自分の中で完結させてください!
『罪と悪』
- 劇場
- ミッドランドシネマ名古屋空港(公開中)、刈谷日劇・小劇(3/8~) 他で公開!
- 監督・脚本
- 齊藤勇起
- 出演
- 高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上 淳、佐藤浩市、椎名桔平 他
- 映倫
- PG-12
【公開中!】映画『ファイアバード』に出演するトム・プライヤーさんとオレグ・ザゴロドニーさん、ペーテル・レバネ監督にインタビュー! 名古屋で開催された舞台挨拶の様子もレポート
2月9日(金)に公開された映画『Firebird ファイアバード』は、ロシアの無名俳優・セルゲイ・フェティソフが執筆した原作『ロマンについての物語』が題材。セルゲイ自身の経験をもとに綴られた、ノンフィクションの物語です。 監督を務めるのは、エストニア出身のペーテル・レバネさん。2021年に完成し公開された作品で、2年後の2023年3月には、国会で悲願の同性婚法案が議決。2024年3月に法律が施行される原動力にもなりました。 今回、日本公開を記念して、映画に出演したトム・プライヤーさんとオレグ・ザゴロドニーさん、ペーテル・レバネ監督の3人が来日! 映画についてじっくり伺いました。 また、インタビュー後に行われた、公開舞台挨拶の様子もレポート! 映画に対する熱い思いから、仲睦まじくおちゃめな様子までをお届けします。 あらすじ 1970年代後期、ソ連占領下のエストニア。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイ(トム・プライヤー)は、間もなく兵役を終える日を迎えようとしていた。そんなある日、パイロット将校のロマン(オレグ・ザゴロドニー)が、セルゲイと同じ基地に配属されてくる。セルゲイは、ロマンの毅然としていて謎めいた雰囲気に一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から、体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ二人の友情が、愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかった。しかし当時のソビエトでは同性愛はタブーで、発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザ(ダイアナ・ポザルスカヤ)もまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイとロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は、二人の身辺調査を始めるのだった。 作品の世界観を忠実に再現するために参加したこととは… ――役作りのため取り組んだことや挑戦したこととは。 オレグ・ザゴロドニーさん まず英語を学び、それから軍の規律を学ぶために基地へ伺い、射撃や森の中での睡眠方法など、軍人としての仕事も学びました。とても興味深い経験でした。さらに、1970年代に起きた出来事など、その当時の人たちの恐怖や状況を知っていくことに努め、映画に落とし込みました。 トム・プライヤーさん 私は共同脚本家でもあるので、ライターと俳優として、“セルゲイ”という登場人物を演じる上でのリサーチをたくさん行いました。例えば、衣装や小道具、立ち居振る舞いなど。映画の中では、当時のことを忠実で、真実のままに描きたいと思っていました。 オレグが言った通り、軍のトレーニングも受けたんです。エストニアとNATOの国防部に行って、トレーニングを受けました。 ――作品を制作する上で、困難に感じたことや、鑑賞してくれる人に伝えなければならないと思ったことは何かありましたか。 ペーテル・レバネ監督 この作品を映画館で放映して、観客のみなさんに観てもらうことです。そして、宣伝をしてもらうことも非常に難しかったです。なので今、この物語を共有できてとてもうれしいです。今日ここにいることは素晴らしいことだと思っています。 また、この作品に関して、当時の状況や時代背景を「詳細にわたって全てを忠実に描き出したい」と思っていたので、 エストニアがソ連の占領下だった1970年代の環境を再現することにこだわりました。 映画は、違う世界を見る・経験することができるものだと思っています。だからこそ、この作品を観て、自分とは異なる人生や環境を、周りの人に共有してください。 女性と男性、女性同士、男性同士のラブストーリーを理解してほしいです。この映画を見ることによって、共感や社会的差別の溝が小さくなってくれることを期待しています。 トムさん 主人公の“セルゲイ”が自分の愛というものを追い求めていたように、自分の心に従うということを深く信じ、同時に真実だということを映画を通して知ってほしいです。 オレグさん 人生はいつどんな時でも自分自身のものなんです。でも、映画で描かれている時代は、選択するチャンスがなくて、悲劇だったと思います。セクシュアリティの違いとか、誰とどのように過ごすかとか、自分たちで決断することの大切さを伝えられたらうれしいです。 多くの人が同性愛を受け入れるきっかけに ――『FireBird』の作品力やレバネ監督のロビー活動が、エストニアで同性婚が承認される大きな原動力になったと聞いています。日本ではまだ同性婚は法的に認められていませんが、愛の形が認められず苦悩している人々に、何かメッセージをお願いします。 レバネ監督 2023年にエストニアでは、同性愛が合法化されました。日本は非常に先進的な国で、他人を思いやるという文化があるのに、同性愛が認められていないということは、悲しいことです。全ての人が平等で幸せになるべきですからね。これからの将来のためにも、難しいとは思いますが、声を発信することが重要だと思うんです。何事も、恐れず自分の意見を大切にしてください。 また、合法化には半分以上の投票が必要だったので、エストニアで同性愛が合法化されたのは、ゲイの人たちの力だけではなく、ほとんどはストレートの人たちのおかげだったんです。いつか、平等というものが日本でも与えられることを願っています。 ――主演の2人を抜擢した決め手は何だったのでしょうか。 レバネ監督 最も大切なことは、“何かをしよう”と計画することではなく、俳優に対して、意見や状況に耳を傾けることだと考えています。あることを無理やりこう達成しようと努力するのではなく、信憑性の高いことを見極めることが、監督としての務めだと思います。例えば、悲しい演技をしようと試みてしているのではなく、ドラマの意図を受け入れて、自分ごとのように考えることが、私が思う“良い役者”の定義だと考えています。そのビジョンに、2人が当てはまっていると思ったので、抜擢しました。 公開舞台挨拶をレポート♪ ――まずはトムさんから、皆さんにご挨拶をお願いします。 トムさん 今日は来てくださってありがとうございます。この映画を観て、“愛とはどういうものか”、そして“どれだけ深めることができるのか”ということを分かっていただけたらうれしいです。 オレグさん 今日はありがとうございます。ここに来られて大変うれしく思います。私たちの映画を気に入ってくださったらとてもうれしいです。 レバネ監督 皆さん、おはようございます。映画館で“おはようございます”なんて言うチャンスもないですよね。 朝なのに、わざわざお越しいただき、ありがとうございます。 私たちが作った、実話に基づくこの“アート作品”は、完成までに何年もかかりました。心からの情熱の結果、出来上がったこの映画を今日皆さんと共有でき、これから日本のあちこちで放映されることがとてもうれしいです。 ――アートという言葉が出ましたが、文字通りの美しい作品でしたよね。レバネ監督へ、この映画を撮ることになった経緯を教えてください。 レバネ監督 この物語が私を見つけてくれたんです。私の友人が、主人“セルゲイ”の自伝を所持していて、ロシア語はそれほど完璧ではないんですが、読んだことがきっかけです。 読み終わった後、泣きました。そして、脚本を書く準備ができたときに、ハリウッドのプロデューサーが、この脚本をトムに紹介してくれました。それから2人で数年かけて、脚本を書き、その後オレグと出会いました。 ――レバネ監督とトムさんの共同脚本ということで、この作品のことを映画化したいと相談されたとき、トムさんはどのように思われましたか。 トムさん 軍人やアクション、ロマンティックなスリラー、愛の物語の深さなど、ストーリーが持つさまざまな要素に心を奪われ、プロジェクトに参加することにしました。レバネ監督は、構造的な部分の感性が鋭く、私は“セルゲイ”の信念や“真実の愛”を軸に、感情の深さなどをより詳細に追求しました。 また、“セルゲイ”の人生をさらに忠実に反映するべく、ロシアへ行って、本人と対面し実際に話を伺いました。過酷な時代だったにもかかわらず、彼の希望や喜びに満ちた部分を細かく表現できたと思っています。撮影直前まで、彼らの情報が全てクリアに表現できるよう書き換え続け、約2年の歳月をかけて脚本を完成させました。 ウクライナ出身のオレグさんは撮影中に英語をマスター ――オレグさんは、ウクライナご出身なんですよね。今も故郷が戦火にあるとのことで、資材を投じて兵士に軍服を提供するという活動もされています。今着ている服などを販売して、その収益で提供しているということでしょうか。 オレグさん はい。この映画を通して私のことを知ってくれたので「ウクライナ兵士にできることはないのではないか」と思ったのがきっかけです。私が制作しているアパレルアイテムなどの売り上げで、軍服やブーツなど、兵士に必要なものを提供しています。 ――撮影前は英語がほとんど話せなかったのにも関わらず、2カ月ほどでマスターしたと伺いました。何か苦労したことはあったのでしょうか。 オレグさん レバネ監督に、「この素晴らしい作品(マスターピース)に参加したければ、英語を学ぶ必要があるよ」と言われたので…(笑) ――トムさんから見て、オレグさんの英語はいかがですか? トムさん It’s OK.(いいと思うよ)(笑いを交えた冗談で) 素晴らしいと思います。オーディションに彼が来たときは、英語でコミュニケーションをすることができなかったんです。 でも、撮影の過程で、様々な体験を英語で共有できるようになりました。 英語が話せないときでも、撮影を通して強い絆が結ばれていました。でも今は、お互い英語で会話ができて、とてもうれしいです。 ――レバネ監督は、英語が話せないオレグさんを採用したいほど、魅力的だったんですね。 レバネ監督 はい。オレグと一緒にやってみたい、取り組みたいと思いました。(役を演じる上で)大切なことは、その登場人物を具現化することができるかっていうことだと思います。彼と初めて会ったときに、戦闘機のパイロット役にぴったりだと実感しました。 きれいな肌を手に入れるための秘密を大公開! ――お肌がとてもきれいですね。撮影期間中に、何か特別なケアはされたのでしょうか。また、普段から気をつけていることがあれば教えてください。 トムさん はい。〈ドクター・ジャクソン〉という化粧品を何年も使っています。 オンラインで買うことができて、非常にシンプルなケアです。他はやっていないので、秘訣と言えば、何もやらないことですかね(笑) オレグさん 実はトムから、〈ドクター・ジャクソン〉をプレゼントでもらったことがあります。デイクリームとアイクリーム、オイルなどが入っていました。それを撮影が終わるまで、ずっと愛用していました。 ――(ただの冗談じゃなくて)本当のことですか? オレグさん 本当ですよ。もし〈ドクター・ジャクソン〉を使いたいって人がいたら、トムさんにぜひお願いしてみてください! トムさんがプレゼントしてくれますよ(笑) ――では、〈ドクター・ジャクソン〉が欲しい人は、挙手しましょう! (「はーい」と皆さん挙手していました) オレグさん 〈ドクター・ジャクソン〉のウェブサイトをスクリーン上に出すことはできますか?(笑)トムからプレゼントしてほしい人は、「〈ドクター・ジャクソン〉がほしい」と、ずっと書き続けてくださいね。いつか叶うかもしれませんよ! ――兵士役なので、体作りもされたんじゃないかなと思うのですが、体作りについて、何か特別なトレーニングをしているのですか。 トムさん 撮影前と撮影中は、ジムでトレーニングを受けていました。レバネ監督と、作品を美しく撮るために、「制服に合う体や、肌色をよりブライトにしたいね」と話していたので、体づくりにはこだわりました。 オレグさん 私もたくさんトレーニングを行いました。 1970年代の舞台を作るために苦労したこととは ――レバネ監督へ、映画を撮影する際に苦労した点を教えてください。 レバネ監督 1970年当時を再現するために、現代のものは使わないように念入りに計画しました。、マッチ箱やカップ、車、制服などはすべて特注で用意したもので、労力と予算がかかっています。 約120人の徴兵が集まるシーンでは、制服やブーツなどオーダーメイドで全員分制作したんです。 1960年代や80年代のものは普及していたのですが、1970年代のものは借りることができず、素材を集めるのにも苦戦しました。また、サウンドステージはあまり使いたくなかったので、軍基地も絶好のロケーションを探して撮影し、合計約46の拠点に足を運びました。当時ソ連の占領下だった兵舎などは、別々の場所で探しました。 1970年代の状況を、精度や信憑性を高く再現したかったので、演者にも雰囲気を感じてもらいながら演じてほしかったんです。もしかしたら、観ている人には伝わっていないかもしれませんが、役を全うするうえで、当時を再現した小道具は大きな影響力があるものだと思っています。 ――最後にトムさんからみなさんへメッセージをお願いします。 トムさん 皆さん、自分自身を愛してください。そして、〈ドクター・ジャクソン〉を使ってみてください! そして、映画も観てくださりありがとうございました。今日、皆様とお会いできて、私たちの物語を共有できたことをとてもうれしく思います。 作品を通して 「愛は深めるもの」というメッセージを伝えたいです。 オレグさん 私は、このストーリーが好きです。なので、これを観て、皆さんも愛を感じてもらえればうれしいです。 レバネ監督 (朝早くから名古屋に来たため)もう少し睡眠が必要かもしれませんが、今日は名古屋に来れてうれしいです。次回はもっと名古屋を見てみたいです! 私たちをここに呼んでくださって、皆さんとお会いすることができて、作品を共有することができたこと、とても感謝しています。もし、この映画を気に入ってくれたのなら、友人にもぜひ共有してください。 そして、より多くの人が、“セルゲイ”の物語”を知ってくれたらうれしいです。 『Firebird(ファイアバード)』 出演 トム・プライヤー、オレグ・ザゴロドニー、ダイアナ・ポザルスカヤ 監督 ペーテル・レバネ 脚本 ペーテル・レバネ、トムプライヤー、セルゲイ・フェティソフ 原作 セルゲイ・フェティソフ 配給・宣伝 リアリーライクフィルムズ 公式サイト https://www.reallylikefilms.com/firebird © FIREBIRD PRODUCTION LIMITED MMXXI. ALL RIGHTS RESERVED. / ReallyLikeFilms 2023 ※掲載内容は2024年2月時点の情報です
【ついに開園】2024年3月16日(土)、ジブリパーク5つ目のエリア「魔女の谷」がオープン!(愛知・長久手)
2022年11月、愛・地球博記念公園内に開園したジブリパーク。「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に続き、2023年11月には「もののけの里」が開園しました。 そしてこの度、2024年3月16日(土)に、5つ目のエリアとなる「魔女の谷」が開園します。 魔女の谷は、『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった魔女が登場するスタジオジブリ作品の世界をイメージした、ヨーロッパ風のエリアとなっています。 今回は、魔女の谷にある建物を詳しくご紹介!すでにオープンしているエリアも、この機会におさらいします。 『魔女の宅急便』からは、「グーチョキパン屋」と「オキノ邸」が登場 グーチョキパン屋 『魔女の宅急便』の主人公・キキと、黒猫・ジジが暮らす「グーチョキパン屋」。誰もが一度は憧れるあのパン屋では、実際にパンの購入ができるだけなく、屋根裏部屋まで見に行けるようになっています。 オキノ邸 キキが育った家である「オキノ邸」の前には庭園が広がります。キキの部屋や、キキの母・コキリが働く魔女の店も見逃さないで! 「ハウルの城」と「ハッター帽子店」で、『ハウルの動く城』の世界を堪能 ハウルの城 『ハウルの動く城』の象徴とも言える、生きもののような形をした「ハウルの城」。その高さは約20mもあり、作中同様、目の前には荒地が広がります。迫力満点ながらも、建物内部には大きな炉のある居間やハウルの寝室があり、細部まで表現されているところに注目です。 ハッター帽子店 主人公・ソフィーが切り盛りする「ハッター帽子店」では、ソフィーの作業場をのぞいてみて♪ 両端の煙突が特徴的な『アーヤと魔女』の「魔女の家」 魔女の家 『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られる「魔女の家」。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などを見ることができます。 移動遊園地をイメージした遊具も登場! 魔女の谷では、作品の世界観を体感できるだけでなく、遊具も楽しむことができます。”年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージした「メリーゴーランド」と「フライングマシン」です。 メリーゴーランド 利用料金:3~12歳 500円、大人 1000円 「メリーゴーランド」は、スタジオジブリ作品の乗り物や動物・キャラクターがモチーフになっています。大人でも、思わず乗りたくなってしまうワクワク感がたまりません! フライングマシン 利用料金:3~12歳 500円、付き添いの大人 500円(大人のみの利用は不可) 「フライングマシン」も、スタジオジブリ作品に登場する乗り物をモチーフに装飾が施されています。こちらは子どもの付き添いの大人のみ利用できます。 飛行機乗りの塔 『天空の城ラピュタ』のパズーや『魔女の宅急便』のトンボのような、空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした「飛行機乗りの塔」は、子ども向けの遊び場となってます。 心を満たしたあとは、レストランでお腹いっぱいに♡ なんと魔女の谷には、レストランもオープン!レストラン「空飛ぶオーブン」では、ヨーロッパらしい料理を味わうことができます。メニューなどの詳細は追加情報をチェック! すでに開園しているのエリアもこの機会におさらい! ▼ジブリの大倉庫 中央階段 ネコバスルーム 「ジブリの大倉庫」には、タイルで彩られた「中央階段」、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆がいる「にせの館長室」、『となりのトトロ』をテーマにした子ども向けの遊び場「ネコバスルーム」があります。他にも「映像展示室オリヲン座」や「企画展示室」、「カフェ 大陸横断飛行」、「ミルクスタンド シベリ・あん」、ショップ「冒険飛行団」など、注目の施設が目白押しのエリアとなっています。 ▼青春の丘 エレベーター塔 地球屋 19世紀末の空想科学的な世界観をもとにデザインされた「エレベーター塔」や、『耳をすませば』の「地球屋」、『猫の恩返し』の「猫の事務所」がある「青春の丘」。 ▼どんどこ森 どんどこ森 サツキとメイの家 『となりのトトロ』の世界を感じられる「どんどこ森」。トトロを模した木製遊具の「どんどこ堂」や、「サツキとメイの家」のほか、オリジナル商品を販売している「どんどこ売店」と「どんどこ処」があります。 ▼もののけの里 もののけの里 昨年11月に開園したばかりの「もののけの里」。『もののけ姫』に登場する建物をモチーフにした体験学習施設「タタラ場」や、「乙事主」の滑り台と「タタリ神」のオブジェがあります。「もののけの里 休憩処」では、もののけの里にちなんだオリジナル商品の購入が可能! 新チケット情報 「魔女の谷」の開園に合わせ、5エリアすべてに入場可能な新チケットが誕生!エリアごとに販売してきた従来のチケットから、ジブリパーク一体を楽しむことができるチケットに生まれ変わりました。 ▼ジブリパーク大さんぽ券 5エリアすべてに入場可能で、映画の世界を表現した街並みや風景などを巡り、1日滞在できます。カフェ・レストランやショップのほか、「メリーゴーランド」や「フライングマシン」の利用、「もののけの里」にて五平餅炭火焼体験が可能です。※別途有料 ▼ジブリパーク大さんぽ券プレミアム ジブリパーク大さんぽ券と同様に、5つのエリアすべてに入場可能で、「地球屋」、「サツキとメイの家」、「オキノ邸」、「ハウルの城」、「魔女の家」の各建物にある内部展示を観覧することができます。 ▼ジブリパークさんぽ券 「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の4エリアに入場可能で、入場日7日前の17:00から販売開始になるチケットです。 ※チケットは日にち指定の予約制。入場2カ月前の10日14:00~予約開始となります。(さんぽ券を除く) ※ジブリパーク大さんぽ券とジブリパークさんぽ券プレミアムは、「ジブリの大倉庫」のみ入場時間が予約制(チケット購入時に指定入場時刻を選択)です。 ※ジブリパークさんぽ券のみ、「魔女の谷」の入場時間は予約制(チケット購入時に午前か午後を選択)です。 チケットの詳細・購入はBoo-Wooチケット(https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/)または、ローソン、ミニストップ店頭のLoppiで! ジブリパーク 場所 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 時間 10:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~) 休園日 火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始ほか ※2024年2月13日(火)~3月15日(金)はメンテナンスのため休園 公式サイト https://ghibli-park.jp/ Ⓒ Studio Ghibli ※情報は2024年2月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
【抽選で当たる】『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』オリジナルマフラータオル(非売品)を2名様にプレゼント
累計発行部数6000万部突破、バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマが人気を博したスポーツ漫画の金字塔『ハイキュー!!』。TVアニメ放送でも、その人気は絶えず、白熱の試合展開に多くの人が釘付けに!ついに待望のスクリーンデビューが決定しました。2024年2月16日(金)より、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が全国公開されます。 劇場版で描かれるのは、原作の中で最も人気のあるストーリーの一つである、烏野高校 VS 音駒高校。カラスとネコを彷彿とさせる試合は通称“ゴミ捨て場の決戦”と呼ばれています。超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。合同合宿で出会ってから、幾度となく練習試合を重ね、因縁のライバルとしてお互いに高め合ってきた両校ですが、公式の舞台で兵刃を交えることは一度もありませんでした。しかし、春高バレー大会3回戦目でついに対戦することに…! 映画館の大スクリーンだからこそ味わえる迫力満点の試合は、1秒たりとも見逃せません。アニメのOPとEDも務めた、SPYAIRが歌う主題歌の「オレンジ」にも注目です。 STORY 小学生の時に、春高バレーのテレビ中継で見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。 だがそこには中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、 奇跡のようなクイック攻撃、通称“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。 東京の音駒高校との合同合宿で、 日向は因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。 超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。 そんな音駒高校との練習試合を経て、 新たな可能性を見つけ出した烏野高校のメンバーたち。 強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎を下す。そして、遂に3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。 幾度となく練習試合を重ねても、 公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄 烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。 約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる― 。 今回は、公開を記念して『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』オリジナルマフラータオル(非売品)を2名様にプレゼント! ▼ご応募は下記応募フォームより 【応募締め切りは2023年2月26日(月)正午まで】 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』 公開日 2024年2月16日(金) 監督・脚本 満仲勧 キャスト 村瀬 歩、石川界人、日野 聡、入野自由、林 勇 細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹 名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、江川央生 梶 裕貴、中村悠一、立花慎之介、石井マーク ほか 公式サイト https://haikyu.jp/movie/ © 2024 「ハイキュー‼」製作委員会 © 古舘春一/集英社 ※掲載内容は2024年2月時点の情報です
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