つぶてヶ浦
昔、伊勢の神様たちが力比べをするために岩石を投げ込んでいたとき、落ちた岩石が「つぶてヶ浦」になった、という民話が残る場所です。明るい時間帯はさわやかな空気が、夕方に訪れると神秘的な夕焼け空が楽しめます。
問い合わせ
- 0569-62-3100(南知多町観光協会)
- 駐車場
- 20台
- アクセス
- 南知多道路「南知多IC」より車で約12分
関連記事
【知多半島】海の幸グルメやスイーツを食べ尽くす!お腹も心も大満足◎日帰りモデルコース
知多半島を訪れるからには、“地産のグルメ”を味わい尽くしたい! そんな方に、おすすめの日帰りモデルコースをご紹介します。知多半島ならではの海鮮を使用したグルメや、個性的なスイーツまで。お店を巡って、いっぱい食べて、お腹も心も満たされてくださいね♪ 「食事処 かねだい」のかきあげ丼定食 「かきあげ丼定食(ランチ限定)」(1595円) 「食事処 かねただい」は、店内に大きないけすを持ち、いつでも獲れたての鮮度抜群な味を楽しめるようにと、大将自ら食材を厳選しています。名物のかきあげは、うま味の濃い地元産アカシャエビとしらすがたっぷりなビッグサイズ! 噛み締めるたびにあま味を感じられるニンジンにタマネギなど、食べ応えも抜群です。頂点には南知多のマイクロリーフもオン。メガ盛り級の“欲張り定食”で、パワーチャージできること間違いなし! 魚は、毎日市場へ足を運んで仕入れています。注文を受けてからさばくのがこだわりです。 店内は、食堂風の席のほか、個室や宴会場、座敷席もあります。 食事処 かねただい 問い合わせ 0569-63-0670 場所 愛知県知多郡南知多町片名新師崎7-8 営業時間 11:00〜19:00(LOは18:30)、土・日曜、祝日は11:00〜15:00(LOは14:30)、 16:00〜20:00(LOは18:30)※平日15:00以降はTELにて要問合せ ↓「食事処 かねただい」より車で約4分 「ジャコデス」のじゃこソフト 「じゃこソフト」(450円) 「ジャコデス」の「じゃこソフト」は、こぼれ落ちそうなほどのシラスが乗った、なんともインパクトのあるビジュアルだが、その味わいはピカイチ! シラスの塩気がバニラソフトクリームの甘さを引き立て、絶妙なバランスに「一度食べたら止まらない」と、太鼓判を押す人が続出しています。コーンの中にもシラスがたっぷり入っており、最後まで驚きの連続です。 ジャコデス 問い合わせ 0569-63-0203 場所 愛知県知多郡南知多町師崎高岩29-6 営業時間 9:00〜17:00 ↓「ジャコデス」より車で約12分 「どらやき 海のドラゴン」のミックスグレープどら焼き 巨峰とシャインマスカットを使用した「ミックスグレープどら焼き」※期間限定 定番メニューは、特製あんこや旬のフルーツをたっぷりと挟んだどらやき。生地には知多半島産の卵を使用しており、注文が入ってから店内で焼き上げるのがこだわりです。ボリューム満点の生クリームは、生地の温かさですぐに溶け始めるので、賞味期限は5分!? その場で、焼きたてを味わうのがベストです。 生地は、一枚一枚丁寧に焼き上げられています。焼きたての香りが漂います♪ 「白桃ファジーブルー」 バタフライピーの鮮やかなブルーは、南国の海のようです! どらやき 海のドラゴン 問い合わせ なし 場所 愛知県知多郡美浜町豊丘中平井93 営業時間 10:30〜16:30 ↓「どらやき 海のドラゴン」より車で約10分 「オステリア ビアンケッティ」の ビアンケッティ ピッツァ 「ビアンケッティ ピッツァ」(1980円) 「オステリア ビアンケッティ」の自慢は、イタリア語で“シラス”を意味するピザ「ビアンケッティ」。一枚一枚丁寧に石窯で焼き上げており、素材のうま味を存分に生かした味わいが楽しめると、若者から食通までトリコにする人気店です。師崎漁港で獲れた、鮮度の高いシラスがたっぷり乗っています。その他、魚介のうま味が凝縮されたペスカトーレなども必食です! ピザは、高温の石窯でじっくりと焼き上げます。 お店は、隠れ家のようなたたずまいですが、お店には日ごろから多くの観光客が訪れます。 オステリア ビアンケッティ 問い合わせ 090-2610-7900 場所 愛知県知多郡南知多町大井南側45-3 営業時間 11:00〜17:00(金〜日曜は〜22:00) 愛知県の知多半島には魅力がたくさん! 日帰りで知多半島の“おいしい”を味わい尽くす、モデルコースを楽しんでくださいね。 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
【知多半島・常滑市】まったり“雑貨カフェ”を巡る♪日帰りモデルコース
知多半島を訪れるからには、おいしいものを食べながら、そこでしか買えない雑貨やお土産を買いたい! そんな方必見!! 常滑市の雑貨カフェをまったり巡ることができる、おすすめの日帰りモデルコースをご紹介します。 「NOISETTE」のスイスパンで出発前のエネルギー補給! 「ノアゼット」(250円)と「プレッツェル」(200円)、「スイスアルプスのハーブティー」(400円) 名古屋市内で工房を構えていた「NOISETTE(ノアゼット)」の店主夫婦が、2022年に移転。「スイスではパンは毎日買って食べるものだから」と、スイス人の店主かすべてのパンを当日の朝に焼き、手ごろな価格で販売しています。緑豊かな庭園を眺めながらの朝食は、まるで外国に来たかのよう! スイスの老舗おもちゃメーカー「トラウファー」の置物(2600円〜)も販売中です。 店内は「どんな人でも来られるように」と、バリアフリーになっています。 NOISETTE(ノアゼット) 問い合わせ 0569-30-2280 場所 愛知県常滑市古場町2-5 営業時間 9:00〜16:00 ↓「NOISETTE(ノアゼット)」より車で約9分 「常滑屋」で常滑の魅力を目でも舌でも堪能 「常滑ちらし」(1500円) 「常滑屋」の看板商品「常滑ちらし」は、常滑産ののりや地魚をふんだんに使用したこだわりの一品です。ご飯の上に地魚の刺身と、たっぷりの大葉が乗っています。その料理を引き立てつつも、存在感がある器にも注目です。 「煎茶セット」(750円) 「煎茶セット」は、季節の和菓子も付いてきます。小ぶりな茶器にもときめくはず! 食後は、2階の物販スペースで焼き物をチェック。著名な陶芸家から気鋭の新人作家まで、幅広い作り手のマグカップや皿、急須などをラインナップしています。お気に入りを見つけてみてください。 常滑屋 問い合わせ 0569-35-0470 場所 愛知県常滑市栄町3-111 営業時間 10:00〜16:00(LO)※金曜のみ18:00〜22:00も営業 ↓「常滑屋」より車で約3分 「LET IT MADE」でカフェ・体験を一緒に! 「バリューセット」(5800円) 「やきもの散歩道」内にオープンした、ものづくりカフェ「LET IT MADE(レット イット メイド)」。シルバーリングやキータグ、ペットのネームタグを、真鍮やアルミを叩いて作り上げます。「フラペチーにゃ」やエッグタルトを始めとしたスイーツやドリンクも充実しているので、散策中の休憩がてら訪れてみてください。 シルバーリング彫刻体験(4900円〜)で作れるリングには、アルファベットや数字も刻めます。 LET IT MADE(レット イット メイド) 問い合わせ 080-4770-2531 場所 愛知県常滑市栄町2-88 営業時間 10:00〜17:00 ↓「LET IT MADE(レット イット メイド)」より車で約1分 「TAKE COFFEE ROASTERY」のアンティークな空間×こだわりスイーツ 「TAKE COFFEE ROASTERY(テイク コーヒー ロースタリー)」の天井を隙間なく埋め尽くすのは、やわらかな色合いのドライフラワー。まるでおとぎの国に迷い込んだかのようなうっとりする空間で、世界各国の豆を使用した自家焙煎コーヒーやしっとり濃厚なプリンなどの手作りスイーツが堪能できます。ウッディな雰囲気とアンティーク調の店内は、つい長居したくなる心地よさです。 「プリン」(520円) 「プリン」はずっしり硬めで、濃厚な味わいにファンも多いそう。店内では、コーヒーやアクセサリー、雑貨も販売しています。 TAKE COFFEE ROASTERY(テイク コーヒー ロースタリー) 問い合わせ なし 場所 愛知県常滑市栄町3-72 営業時間 12:00〜17:00(土・日曜、祝日は11:30〜17:30) 愛知県の知多半島には魅力がたくさん! 常滑市のおしゃれで素敵なカフェに来たら、スイーツやグルメだけでなく、お買い物や体験などもぜひ堪能しましょう♪ ここでしか出合えないものがあるはずです。 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
【知多半島】懐かしさを味わうレトロスポット巡り♪心ときめく日帰りモデルコース
知多半島を訪れるからには、その土地の歴史を感じたい! “レトロかわいい”場所に行きたい! そんな方にぴったりな、まるで古き良き時代にタイムスリップしたかのような体験ができる、日帰りモデルコースをご紹介します。 「國盛 酒の文化館」の地酒の酒蔵を訪問 「國盛 酒の文化館」の館内では、日本酒にまつわる文化遺産の伝承を目的に、伝統的な酒造りの道具や、当時の職人の技を紹介しています。文化遺産をたどりながら、館内見学、映画上映、お酒やリキュールの試飲体験を通じて、日本酒の文化に触れられますよ。お土産の購入など、買い物のみの利用もOK。 酒造りの技術や歴史を詳しく知ることができ、日本酒愛好家でなくても学ぶことができます。 國盛 酒の文化館 問い合わせ 0569-23-1499 場所 愛知県半田市東本町2-24 営業時間 10:00〜16:00(最終入館は15:30) ↓「國盛 酒の文化館」より車で約5分 「半田赤レンガ建物」で半田市の歴史を五感で学ぶ 1898年、愛知県・半田市に誕生した「カブトビール」の製造工場としてオープンした「半田赤レンガ建物」。常設展示室では模型や映像、写真など、当時の様子を再現しながら多数展示しています。併設のカフェで出合える、「シベリア」(650円)といった懐かしいメニューもチェック! 半田赤レンガ建物 問い合わせ 0569-24-7031 場所 愛知県半田市榎下町8 営業時間 10:00〜17:00(カフェのLOは16:30) ↓「半田赤レンガ建物」より車で約5分 「半六庭園」にずらりと並ぶ風鈴の音色で“日本の夏”を感じて 地元の名家・中埜家の「半六庭園」に、約1000個のカラフルな風鈴がずらり。間近に流れる半田運河からはそよそよと風が吹き込み、風鈴の涼やかな音に気分が和みます。すぐ近くの「小栗家住宅」では知多半島の醸造品の販売や、土・日曜限定でカフェの営業もしています。 壁や通路に並ぶ風鈴は、飾り方も様々です。一部の風鈴は、地元の人々が絵付けをしたものだそう。一つ一つ、じっくりと眺めながら、「チリン」と鳴る涼しい音色に癒されてましょう。 庭園は、市民や半田市を訪れる方々の憩いの場として開放されています。 半六庭園 問い合わせ 0569-32-3264(半田市観光協会) 場所 愛知県半田市中村区1-7 営業時間 9:00〜17:00※8月18日(日)までの展示 ↓「半六庭園」より車で約25分 「知多岡田簡易郵便局」の古風な雰囲気にキュン♡ 「知多岡田簡易郵便局」は、1902年に建てられた郵便局舎で、戦前に建てられたものの中では県内最古だそう。国の登録有形文化財にも登録されている、貴重な建物です。ノスタルジックな雰囲気の西洋建築と淡いブルーの外壁、昔ながらのポストがかわいらしく、つい写真を撮りたくなります。 周囲の建物も一緒にカメラに収めると、タイムスリップした気分になれますよ。 知多岡田簡易郵便局 問い合わせ 0562-56-3591 場所 愛知県知多市岡田中谷8 営業時間 9:00〜16:00 ↓「知多岡田簡易郵便局」より車で約19分 「COMET」でのんびりおやつタイム 「知多半島産ブルーベリーのタルト」(660円※8月上旬まで)と「ホットコーヒー」(550円) 「昔から古いモノが好き」という店主が、地元で約60年愛された喫茶店を譲り受けて1人で開店した「COMET(コメット)」。知多半島産のフルーツを使ったケーキとスペシャルティーコーヒー、焼き菓子を販売しています。ケーキは甘さ控えめの優しい味で、1人で3個食べる常連客もいるとか! 内装や机などは、前身の店のもの。落ち着く雰囲気で、つい長居したくなります。 貴重な「ビクトリア・アーデュイノ」のエスプレッソマシンは、店主が偶然入手したそうです。 店には、焼き菓子の他、ビスコッティやティラミスなどのイタリア菓子が並んでいます。 COMET(コメット) 問い合わせ 080-4223-8403 場所 愛知県半田市出口町1-45-16 住吉ビル1F 営業時間 13:00〜22:00 ↓「COMET(コメット)」より車で約20分 「伝承知多木綿 つものき」で伝統工芸品作りに挑戦! 「機織り体験」(300円〜※要予約)では、コースターや反物などが作れます 工房・体験型施設「伝承知多木綿 つものき」。江戸時代から伝わる地産の織物「知多木綿」の蔵で、機物作りや糸つむぎの体験はいかがでしょうか。昔ながらの機織り機や糸車を使って、とっておきの作品を作ることができます。 コースターの完成品 「機織り体験」は初心者でも丁寧に作業すれば手触りがよく、きれいな色柄ものができるので安心です。 糸縞模様が特徴的な知多木綿ののれんが目印です。 伝承知多木綿 つものき 問い合わせ 0562-56-4167 場所 愛知県知多市岡田開戸24 営業時間 10:00〜16:00 愛知県の知多半島には魅力がたくさん! おでかけの際は、その土地の歴史を感じられ、心がときめくレトロかわいいスポットへぜひ足を運んでみてください。 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
同じエリアのスポット
篠島の観光スポットとグルメを満喫!島の過ごし方をモデルコースでご紹介
漁獲量日本一で有名な“しらす”をはじめとした新鮮な魚介、愛知県で唯一「日本の夕日百選」に選ばれている夕日など、「篠島」には旅のお目当てがいっぱい!今回は、「生しらす丼」などの絶品ランチ、観光スポット、おすすめの宿をモデルコースでご紹介。フェリーに乗ってちょっと足を延ばして、1泊2日の島旅にでかけよう。 篠島への行き方 アクセス 名古屋高速「大高IC」→知多半島道路「豊丘IC」を降りて「師崎港」まで車で約10分。渡船で「篠島港」まで約10分。 フェリー乗船料(片道) 大人710円、小人360円 【ランチ】ちりめん亭 新鮮だからこそ味わえる「生しらす丼」(1100円)は、ぷるりとした食感と甘みに感動! 「あつ美や マリンパークホテル」が、9月から2か月間の休業を経て、ホテル・食事処ともに11月にリニューアル。食事処「ちりめん亭」の「生しらす丼」には、鮮度抜群のしらすがたっぷり! 漁があった日の朝、市場から直接仕入れてくる新鮮なしらすは、12月まで獲れたてが味わえます。 生しらす、釜揚げしらす、かき揚げがのった「しらす三色丼」(1500円)。 海を眺めながら、座敷でゆったりとくつろげる。※写真はリニューアル前 ちりめん亭 問い合わせ 0569-67-2266 場所 愛知県知多郡南知多町日篠島浦磯1-123 営業時間 11:30~14:00(LOは13:30) 定休日 不定休 駐車場 なし 支払方法 カード不可・電子マネー可 平均予算 昼1500円 公式サイト http://www.atsumiya.co.jp 【観光】太一岬・キラキラ展望台 昼食後は、ビーチで遊んだり、レトロな港町を散策したり。日が暮れてきたら、夕日の名所「太一岬・キラキラ展望台」へ。岬に立つ鳥居の先に伊勢神宮を望む、島の最南端にあるパワースポット。鳥羽や伊良湖まで眺められ、雄大な地平線に沈む夕日は、まさに絶景です! 2017年には「恋人の聖地」にも選定されました。 “東海の松島”と呼ばれる景勝地「歌碑公園展望台」からの眺め。 太一岬・キラキラ展望台 問い合わせ 0569-67-3700 場所 愛知県知多郡南知多町篠島鯨兵17-18 営業時間 観覧自由 駐車場 なし 【宿泊】大漁屋 毎朝、オーナー自ら海に出て捕ってくる、新鮮な魚介類をお腹いっぱい満喫できる民宿「大漁屋」。全6種類の客室と、ミネラル温泉展望浴場を備える。「日帰り昼食プラン」(4950円~)など、リーズナブルな価格から贅沢フルコースまで、多彩なプランを用意しています。 大漁屋 問い合わせ 0569-62600 場所 愛知県知多郡南知多町篠島浦磯1-60 営業時間 IN 15:00/OUT 10:00 定休日 なし 支払方法 カード不可・電子マネー可 料金 1泊2食付8800円~(2名1室利用時の1名分料金) 公式サイト http://www.tairyouya.com 【お土産】島の駅SHINOJIMA 観光船の切符売り場・待合室を備えた複合施設「島の駅SHINOJIMA」は、観光情報を発信する、篠島の玄関口。!観光案内所の他、島ならではのお土産がそろう売店も併設されています。観光に便利なレンタサイクル(2時間500円)もおすすめです。施設の前にある、「おんべ鯛」の大きなオブジェでぜひ記念撮影を。 「しらすラスク」や「しらすせんべい」など、特産のシラスを生かしたお菓子はお土産にぴったり。 島の駅SHINOJIMA 問い合わせ 0569-67-3700(篠島観光協会) 場所 愛知県知多郡南知多町篠島浦磯28 営業時間 9:00~16:00 定休日 無休 駐車場 なし 支払方法 カード・電子マネー可 公式サイト http://www.shinojima-aichi.com/station 【観光】島民気分を味わえる町並み シラスが天日干しされている風景が島のあちこちで見られます カラフルな家が並ぶ路地。島の人たちが自分たちの好きな色に塗っているそう!
暮らすように滞在できる「宿たぬきのねどこ」で旅や日常に癒しの時間を【愛知・常滑市】
2024年4月、愛知・常滑市のセントレアから近いエリアに、ゲストハウス「宿たぬきのねどこ」が誕生しました。 宿泊客がガレージのソファでビールを飲んでいると、「どこからきたの~?」と近所のおばあちゃんたちが気さくに声をかけてくれます。これは、「宿たぬきのねどこ」の日常風景です。 そんなオープンな距離感が魅力の「宿たぬきのねどこ」。今回はオーナーの相羽莉奈さんにお話を伺いました。記事の後半には、相羽さんイチ押しの立ち寄りスポットも登場。 祖母の空き家をDIY。心落ち着く空間ができるまで 1階の共有リビングで、ゲストと一緒に食事をすることも。 「昔から陶器で有名な常滑は、外から人がよく訪れる場所だったからか、人懐っこくはっきりものを言う方が多くて。私はそんなオープンな距離感が大好きなんです」と、「宿たぬきのねどこ」オーナーの相羽莉奈さんは微笑みます。 リビングでくつろぐ、看板犬のころちゃん。 相羽さんは、高校のころから国際支援に興味を持ち、東南アジアを中心にカ国を訪れる中で、ホッと安らげる宿を提供する仕事に惹かれたそう。 「宿を開けば、こちらから行かなくても国内外から人が来てくれて、毎日いろんな異文化に触れられる。それも宿をやりたいと思った大きな理由なんです」。 リビングの一角には、旅の思い出を書き込むノートがあります。 「三重県でも物件を探したのですが、最終的に幼い頃からよく訪れ馴染みのあった、常滑の祖母の家(空き家)を選びました。最初は名古屋の実家から通いながら、築100年を超える古民家をDIYで改装していましたが、なかなか工事が進まないため、半年後、常滑に移住することになりました」とのこと。 DIYで天井を取り払い、梁があらわになった安らぎの個室。4人まで宿泊可能です。 相羽さんが毎日作業をしていると、いろいろな人が手伝ってくれたそうです。「常滑には、古民家を自分たちで改装してお店を開いた先輩が多くて。工事を手伝ってくれたり、素材や古家具などをくださったり、皆さんすごく優しくてたくさん助けてもらいました」。 ゲストも利用できる共有キッチン。カウンターは古い洋服ダンスをリメイクして作ったそう。 「近所のおばあちゃんたちも毎日声をかけてくれ、名古屋からも多くの友人が手伝いに来てくれました。結局、改装には2年かかりましたが、街の人と仲良くなる貴重な時間でした」。 観光からイベントの参加…様々な旅の目的に 個室のベランダからは、元商店街だった風情ある街並みが眺められます。 宿をオープンすると、最初の1カ月で70人ほどが利用したそう。ここにやって来るのは、常滑焼を目当てに訪れる観光客や作家をはじめ、「アイチスカイエキスポ」のライブやイベントに参加する人、コストコで買い物をして友人と宿を貸し切ってパーティーを楽しむ人など、目的は様々。 ガレージのソファでくつろぐことができます。22時まではお酒やドリンクを販売。 相羽さんは、「常滑は伝統的なやきものや古い街並みから、新しい施設、若い店主が開いたお店まで、新旧が入り混じっているところが魅力だと思います」と話します。 常滑焼や古い器などを、少しだけ販売しています。 近くにセントレアがあるためゲストの約4割が外国人で、関東や関西など国内各地から訪れる人も多いのだとか。 「意外と名古屋や一宮、豊橋などの近隣から足を運び、『やきもの散歩道』や『りんくうビーチ』を観光される方もいます。ぜひ、常滑に1泊して、ここにしかない多彩な魅力を体験してもらえたらうれしいです」と相羽さん。 “懐かしくて、新しい”暮らすように滞在できる「宿たぬきのねどこ」で、ぜひ癒しの時間を過ごしてください。 宿たぬきのねどこ 場所 愛知県常滑市本町3-7 営業時間 IN16:00/OUT11:00 定休日 無休 駐車場 なし 支払方法 カード不可(受付での支払は不可)・電子マネー不可 宿泊料 1泊ドミトリー3800円~/個室3800円~(1室4名利用時、食事なし) 公式サイト tanukino-nedoko.studio.site アクセス 名鉄「常滑駅」より徒歩で約13分 相羽さんおすすめ!立ち寄りスポット 200年以上前に餅屋として創業した「井桁屋」。丁寧に手作りする餅や団子、北海道産小豆を一から炊き上げる甘さ控えめのあんこなど使った、素朴で味わい深い和菓子が並びます。 相羽さん 100%あんこのあん玉や季節の大福がお気に入り!食べたいときに1個から購入できるのもうれしいです。 井桁屋(イゲタヤ) 問い合わせ 0569-35-2231 場所 愛知県常滑市本町3-158 営業時間 9:00~17:00 ※商品がなくなり次第閉店 定休日 月・金曜(機械修理のため7月は休業。8月は13~15日のみ営業) 駐車場 3台 支払方法 カード・電子マネー不可 公式サイト igetaya-honten.com アクセス 「宿たぬきのねどこ」より徒歩で約2分 築120年の古民家で、南インドの家庭料理が堪能できるカフェ「ベジとスパイス omomom」。知多半島の新鮮な野菜や自然の調味料を生かした料理は、体の調子も整えてくれます。 相羽さん 全種類が堪能できる「アンマスペシャルミールス」は、色鮮やかな中に、甘みや辛みなど6つの味覚がバランス良く組み合わさっていて、おすすめです! ベジとスパイス omomom(ベジトスパイス オムオムオム) 場所 愛知県常滑市本町2-1 営業時間 11:00~16:00(LOは15:30)※売切次第終了 定休日 水曜(不定休あり) 駐車場 9台 支払方法 カード・電子マネー不可 平均予算 昼1500円 公式サイト omomom.amebaownd.com アクセス 「宿たぬきのねどこ」より徒歩で約3分 「宿たぬきのねどこ」へ来たら、相羽さんイチ押しのスポットにも足を運んでみてはいかがでしょうか。 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格は税込み表記
愛知県・日間賀島が舞台の青春映画『フグとタコと僕らのミライ』のキャスト情報がアップ!
映画『フグとタコと僕らのミライ』が、2024年4月21日(日)にクランクイン。 本作は、愛知県・日間賀島を舞台にした愛知発青春映画です。 10~20代の地方都市に生きる若者の悩みや成長を、多くの可能性を秘めたキャストやスタッフと共にオール愛知ロケで描く物語。 多くの人が青春期に何気なく経験するであろう、将来や未来への不安・焦燥のようなものに対する「やさしい回答」は、どの世代においても、「人生って、すてたもんじゃないな」と思える映画です。 2024年3月にオーディションが開催され、主要キャストに、竹内雄大(鈴木大洋役)さん、福島彩菜(松田凛空役)さん、若菜みさ(佐野晴香)さん、沼口拓樹(水谷冬也役)さんが起用されました。竹内さんと福島さんは、愛知県出身です。 他にも、阿部亮平さん、田村侑久さん(BOYS AND MEN)、土田英生さん、長谷川巧さん、とおやま優子さんと、愛知県出身のキャストがそろいます! メガホンをとるのは、愛知県出身の石川幸典監督。脚本は、いとう菜のはさん。 映画は6月に完成予定で、2024年内に愛知県で先行公開後、全国にて順次公開予定です。 オール愛知ロケなので、愛知県民や東海エリアの方々にとっては、お馴染みの場所や魅力を再確認できるスポットが出てくること間違いなし! 公式SNSでは、随時情報が発信されるので、そちらも要チェックです!! 『フグとタコと僕らのミライ』 Story 鈴木大洋(17)は、フグとタコで有名な愛知県の離島・日間賀島に住む高校三年生。幼少期から「4代目」と呼ばれて育ち、中学生まではそのことに何の疑問も持たなかったが、島外の高校で友人と交わるうち、島独自の文化や風習、「4代目」が決定づけられていることに疑問を抱くようになり、自分の将来はこれでいいのか?という気持ちに駆られる。かといってこの島が嫌いというわけでもない。 なのに最近、島から抜け出そうとする夢を頻繁に見るようになった。自分の本当の気持ちがわからず、具体的な目標もなく、悶々とする大洋。 いつものように旅館の手伝いをする大洋は、名古屋から来た女子大生、松田凛空・佐野晴香とともに島を巡る。自分にとってはありふれた風景にいちいち感動する凛空と晴香。大洋は都会の雰囲気を纏った二人に自分の知らないキラキラした世界を想像する。 夜の砂浜で一緒に過ごした凛空の話も、広い世界の素晴らしさに満ちていてワクワクした。二人が旅館を去るとき、凛空は日間賀島郵便局のタコの消印のハガキが欲しいから、と自分の住所を走り書きしていく。 共に過ごした時間に運命的なものを感じていた大洋は、凛空との繋がりが消えなかったことに内心ときめいていた。 『フグとタコと僕らのミライ』 公式X@fugutako_movie 公式Instagram@fugutako_movie ※掲載内容は2024年5月時点の情報です
同じジャンルの記事
04 Limited Sazabys主催の野外春フェス「YON FES 2023」が開催!
2008年、名古屋で結成した4ピースロックバンド04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)が主催する「YON FES 2023」が2023年4月8日(土)、9日(日)に愛・地球博記念公園で開催決定! Vo.GENの少年のようなハイトーンボイスから繰り出されるグッドメロディーかつ疾走感溢れる楽曲と、圧倒的なライブパフォーマンスに多くの人の心を掴んでいる04 Limited Sazabys。そんな彼らの呼びかけにより、全21組の出演アーティストの出演が決定しました。 3月3日(金)18:00~3月12日(日)23:59まで「YON FES 2023」の公式サイトからチケットの3次先行に応募できます。(https://yonfes.nagoya/feature/2023)04 Limited Sazabysをはじめとする、注目を集めるアーティストたちが奏でる音楽で春を彩りませんか? 4月8日(土)出演アーティスト 04 Limited Sazabys、Age Factory、FOMARE、KUZIRA、My Hair is Bad、See You Smile、SHANK、SUPER BEAVER、ウルフルズ、キュウソネコカミ、クリープハイプ 4月9日(日)出演アーティスト 04 Limited Sazabys、Dragon Ash、dustbox、HEY-SMITH、KEYTALK、Maki、Paledusk、TENDOUJI、Wienners、フレデリック、緑⻩色社会 YON FES 2023 開催日時 2023年4月8日(土)、9日(日) 開演 11:00/終演 19:00 予定 (雨天決行/荒天時は中止) 場所 愛・地球博記念公園(モリコロパーク) 料金 1日入場券 8800円 お問い合わせ SUNDAY FOLK PROMOTION 052-320-9100(12:00~16:00) 公式サイト https://yonfes.nagoya/feature/2023 ※掲載内容は2023年3月時点の情報です ※価格は税込み表記です
「ららぽーと名古屋みなとアクルス」開業1周年祭は、見逃せないイベント満載!【PR】
2018年9月28日のオープンから、あっという間に1年が経った「ららぽーと名古屋みなとアクルス」。全217店舗の多彩なショップが集まり、グルメ、ファッション、ビューティ、イベントなど、常に新しい魅力で、私たちをハッピーにしてくれます♪ photo / Masahiro ota(studioh) 開放的な空間で、ショッピングを。税込1000円以上購入すると、駐車料金最初の2時間無料に+1時間がサービス。 9月13日(金)~ 30日(月)には、開業1周年を記念したイベント「1st アニバーサリー ~1st LOVE Festival~」が開催。人気漫画家・大橋裕之さんとの“地元愛・家族愛”をテーマにしたコラボ企画や、台湾・ラテンアメリカ・徳島を五感で満喫できる「LOVEワールドフェス」などが行われます。来店者や地域の人たちに感謝を込めた、みんなで楽しめるイベントが目白押し!この機会に、「ららぽーと名古屋みなとアクルス」へ出かけましょう。 消費税率引き上げ前の最後のお買い物チャンス! 1周年記念セール 最大70%OFF!約100店舗が参加するビッグセール。ここでしか買えない、期間限定・店舗限定商品も盛りだくさんです。 期間:9月13日(金)〜30日(月) お買物券販売会 1万円で、1万1000円分の全国のららぽーとで使えるお買物・お食事券が購入できます。 日時:9月21日(土)〜23日 (月・祝)10:00〜18:00※各日なくなり次第終了 場所:1Fメインエントランス前 地元出身の人気漫画家・大橋裕之さんとのコラボレーション 全国の商業施設として初めて、大橋裕之さんとタッグを組んだ企画のテーマは、“地元愛・家族愛”。キービジュアルをはじめ、独特なタッチで描かれた、温かみのあるイラストとともに、他にはない様々なコラボレーションが実現しました。 大橋裕之 PROFILE 1980年生まれ、愛知県蒲郡市出身の漫画家。主な著作に『音楽と漫画』『太郎は水になりたかった』『シティライツ』など。ベストセラーとなったタレントの山崎亮太さんの自伝『天才はあきらめた』(朝日文庫)をはじめ、書籍の装丁イラストも多数手掛ける。自身の描きおろし漫画の実写化ドラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京)では、自身も俳優として出演し、女優の蒼井優さんとも共演した経験がある。蒲郡市で行われる「森、道、市場」では、似顔絵屋を開くのが恒例で、いつも長蛇の列ができるほどの大盛況。 感謝を込めて、福袋「感謝袋」を販売 35店舗・2000個以上の「感謝袋」のショッパーには、大橋裕之さんが描き下ろしたイラスト付き! 期間:9月13日(金)~30日(月) ※なくなり次第終了 価格:1000円、3000円、5000円、1万円(+税) ※価格以上相当の商品に加え、3000円以上の感謝袋には、「ららぽーとお買物・お食事券」500円分入り 似顔絵屋イベント 大橋裕之さんに似顔絵を描いてもらえるチャンス!イベントの最後には、大橋裕之さんが大パネルにイラストを描いて、エントランスに展示します。 日時:9月14日(土)10:00~15:00(参加費税込500円)※大パネルへのイラスト展示イベントは15:30~ 場所:1Fセンターコート オリジナルトートバッグプレゼント 期間中、三井ショッピングパークカードを提示すると、大橋裕之さんが描きおろしたオリジナルデザインのトートバッグがもらえます。 期間:9月13日(金)~16日(月・祝)10:00~※各日1000個(先着順・なくなり次第終了) 場所:1F総合案内所 オリジナル漫画を施設Webサイトで公開 「ららぽーと名古屋みなとアクルス」の1周年や、港エリアをテーマにした、大橋裕之さんの漫画は必読! 期間:9月13日(金)~30日(月) 公開日:第1話9月13日(金)、第2話9月17日(火)、第3話9月20日(金)、第4話9月25日(水) ららぽーとLOVEプレゼントキャンペーン 「ららぽーと名古屋みなとアクルス」のインスタグラムキャンペーンアカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選20名様に大橋裕之さんのサイン入りパネルと「ららぽーとお買物・お食事券」1万円分をプレゼント! 期間:9月13日(金)~30日(月)※応募締切は9月30日(月) 屋外イベントスペース「デカゴン」や、みどりの大広場には遊具があり、子どもはもちろん、大人もくつろげる憩いの場。 台湾・ラテンアメリカ・徳島を体験する「LOVE ワールドフェス」 旅×珈琲×音楽「eccentrip first Anniversary day –此れ、台湾日和–」 「デカゴン」に小さな台湾タウンが出現し、本場のお茶や珈琲、雑貨、アーティスト、ギャラリストが大集合。台湾珈琲の香りに包まれた会場では、人気アーティストたちによる賑やかで緩やかな音楽に触れながら、五感で楽しめます。刺激的なリアル台湾マーケットにワクワク! 日時:9月28日(土)・29日(日)11:00~20:00 場所:屋外イベントスペース「デカゴン」 参加費:入場無料 第1弾出演アーティスト: 水中、それは苦しいSP(ジョニー大蔵大臣+セクシーパスタ林三+さと子) トクマルシューゴ HITOMITOI clubset w/Dorian+Kashif 「LOVEラテンフェス」 ラテンアメリカの食・ダンス・音楽・文化を、大満喫できる3日間!各地の料理とドリンク、音楽や踊り、ファッション・雑貨に触れながら、旅気分を楽しめます。国旗フェイスペイントや、メキシコの祭りで行うピニャータ体験(お菓子が入ったくす玉を棒で叩いて割る※子ども限定)、手づくりワークショップも開催。 日時:9月14日(土) ~16日(月・祝)11:00~19:00 場所:屋外イベントスペース「デカゴン」 参加費:入場無料 「徳島・阿波ふうどフェア」 「阿波ふうど」をはじめ、徳島の名産品・特産品を販売。徳島の踊り子チームや、地元の鯱ほこ連による阿波おどり、藍染め体験も。 日時:9月21日(土)〜23日 (月・祝)10:00〜18:00※最終日は~17:00 場所/1Fセンターコート、屋外イベントスペース「デカゴン」 参加費:入場無料 Sonar Pocketの直筆お祝いメッセージ入りフォトパネルを展示 開業1周年を記念し、名古屋出身アーティスト「Sonar Pocket」の直筆お祝いメッセージ入りフォトパネルが期間限定で館内に登場します。 期間:9月13日(金)〜30日(月) 場所:3F「Perfect Suit FActory」前 関連記事もチェック! ✔ 祝!開業1周年「ららぽーと名古屋みなとアクルス」で素敵な一日 ✔ 【9/30まで開催中!】「ららぽーと名古屋みなとアクルス」開業1周年祭レポート
複合ショップ「ニシヤマナガヤ」が誕生!コーヒーショップに焼き菓子店、花屋も勢ぞろい【名古屋・星ヶ丘】
地下鉄「星ヶ丘駅」から徒歩15分 | 星ヶ丘駅から散歩がてらのんびり歩いていくと、ゆるやかにカーブした道の先にアーケードのある小さな商店街が見えてきます。東山動植物園や星が丘テラスからもほど近い、名東区・西山エリアは周囲に緑も多く、幅広い年代の人が暮らしています。 その商店街の一角にある空き店舗を再生して、2019年9月28日(土)、「NISHIYAMANAGAYA(ニシヤマナガヤ)」という名の複合施設がオープンしました。1階には焼き菓子店やコーヒースタンド、花屋が入店し、2階にはキッチンを備えたレンタルスペースもあり、すでに多くの街の人で賑わっています。 Story Coffee(ストーリーコーヒー) 童話をモチーフに空間を演出。棚には、童話全集がさりげなく並べられている 品質の高いスペシャルティコーヒーを、注文を受けてからドリップ 「ストーリーコーヒー(Story Coffee)」の店主・内海(うちうみ)雄二さんは、19歳のとき、中川区にある「ジムランコーヒー(JIMLAN COFFEE)」を初めて訪れ、自家焙煎のスペシャルティコーヒーを飲んで、その美味しさに衝撃を受けたそうです。それ以来、美味しいコーヒーを届ける自分の店を持つことが目標となり、カフェで働き腕を磨いてきました。それから5年以上が過ぎたころ、ジムランコーヒーを通じて、今回のニシヤマナガヤのプロジェクトで「コーヒーショップを開く人を探している」と声がかかります。「尊敬するジムランコーヒーさんからのお話でもあったので、ぜひ挑戦したいと手を挙げさせていただきました」(内海さん)。 コーヒーは、布フィルターを使ったネルドリップで 「Story Coffee」では、ジムランコーヒーから仕入れる、品質の高いスペシャルティコーヒーを味わうことができます。コーヒーを提供する際に内海さんが大切にしているのは、注文を受けてから豆を挽き、ネルドリップで時間をかけ過ぎずに淹れること。「コーヒーは、後半にえぐみや雑味が出てくるので、なるべく最初のおいしいところだけを、濃くさっと抽出するように心がけています」と内海さんは語ります。 コーヒーは、エチオピアやインドネシア、コスタリカなど、フルーティーな豆を中心に、ダークビューティーという深煎りブレンドもそろえる(Hot/Cold各520円+税) カフェインレスのコーヒーのほか、上質な紅茶やソフトドリンクもそろえています。また、店頭では、コーヒー豆の販売もありますよ。 Story Coffee(ストーリーコーヒー) 営業時間 10:00~19:00(LOは18:30) 定休日 日曜、祝日、第3金曜 カード使用 可 平均予算 500円 インスタグラム https://www.instagram.com/storycoffee.scs/ 次のページ… コーヒーと相性ぴったり♥「焼菓子moegiiro(モエギイロ)」 焼菓子moegiiro(モエギイロ) オーガニックやこだわりの食材をセレクト。おいしく体にも優しい焼き菓子を Story Coffeeのスペシャルティコーヒーとともに、ぜひ味わいたいのが、「moegiiro(モエギイロ)」の焼き菓子です。店主の植村麻友美さんは、製菓学校を卒業後、パティスリーやレストランでパティシエとして経験を積んできました。 手前から、「苺とピスタチオのタルト」(税込550円)と「タルトタタン」(税込500円) なるべく自然な素材で、体に優しいお菓子をつくることを目指し、例えば、卵は知多半島の「ひかりのさとファーム」から仕入れる平飼いの卵を、小麦粉は熊本県産の農薬不使用の「シロガネコムギ」を基本的に使用しています。季節の食材を生かすことも大切に、イチゴや紅玉リンゴ、カボチャ、洋梨など、その時期にいちばん美味しい果物を使って焼き上げたタルトや、旬の食材を使った「本日のキッシュ」(税込550円)などを提供。このほか、スコーンやカヌレ、定番の焼き菓子など、20種類弱の焼き菓子がカウンターを彩ります。焦がしバターが香る、オーガニックピーカンナッツを使った「ピーカンナッツのタルト」(税込450円)も、人気商品のひとつです。 店内の奥にある厨房で焼き上げる、約20種類の焼き菓子がそろう タルトや焼き菓子は、イートインもテイクアウトも可能。焼き菓子の詰め合わせにも応じているので、プレゼントや手土産としても活用できそうです。 焼菓子moegiiro(モエギイロ) 営業時間 11:00~17:00(イートインのLOは16:30) 定休日 日・月・火曜 カード使用 不可 平均予算 550円 インスタグラム https://www.instagram.com/moegiiro0928/ 次のページ… 優しい女性オーナーの花屋「草木花の店 たんぽぽ」 草木花の店 たんぽぽ リースやスワッグづくりなど、花の魅力を伝えるワークショップも 最後に紹介するのは、「草木花の店 たんぽぽ」です。オーナーの小川由恵さんは、結婚前に花屋で働いていた経験を生かして、子育てがひと段落してから、クラフト市やデパートの催事などに出店して、生花や観葉植物などを販売してきました。さらに、約2年前からは、自宅近くにある西山商店街のアーケード下を活用させてもらい、花々を提供。その縁あって、今回、ニシヤマナガヤに初めて自分の店をオープンすることができました。 小川さんが届けるのは、一般的な生花だけではありません。摘みたてのハーブや野の花のほか、ミニ盆栽やドライフラワーなど、ちょっと変わった植物との出合いを楽しめるのも魅力です。2階のレンタルスペースを活用して、リースやスワッグ、寄せ植えなどのワークショップも定期的に開催しています。 草木花の店 たんぽぽ 営業時間 10:00~13:00 16:00〜19:00 定休日 木・日曜、祝日 カード使用 可 平均予算 花束2000円〜 公式サイト https://gardentanpopo.wixsite.com/tanpopo インスタグラム https://www.instagram.com/garden.tanpopo/ 次のページ… 「ニシヤマナガヤ」管理人に聞く、 “西山商店街のリビングを目指して” 自然と人が集い、交流が生まれる場所に オーダーメイドキッチンのある、2階のレンタルスペース 2階のレンタルスペースには、イリエ製作所(名古屋市)のオーダーメイドキッチンが設置されていて、様々なワークショップやイベントなどに活用することができます。実際に、地域のクリスマスパーティーがここで開催されたり、ヨガ教室が実施されたり、すでに新たな交流の場として、動き始めています。 1階の塗装などは、DIYで仕上げた。家具の一部は、近隣の椙山女学園大学をはじめとした学生たちと手作りした 西山商店街のリビングを目指して 「きっかけは、名古屋市がスタートした商店街活性化事業でした」と振り返るのは、このニシヤマナガヤの設計から再生プロジェクトの運営までを手がけた、「植村康平建築設計事務所」の植村康平さん。 現在は、2階に事務所を構え、ニシヤマナガヤの管理人も務めています。市の「商店街オープン」という事業で、西山商店街では空き店舗を活用するプロジェクトを募集していました。近隣に暮らし、ちょうど自身の設計事務所と、パティシエである奥さんが手がける焼き菓子店を開業できる建物を探していた植村さんは、建築を通じた街づくりにも高い関心があったことから、このプロジェクトに参加しました。 ワークショップなどを通じて、商店街や住民のニーズを汲み上げたところ、「ふらっと気軽に立ち寄れるような場所が、商店街にほしい」という声が多く聞かれました。それをもとに、プロジェクトのコンセプトは、『西山のLiving』に。 「ここに暮らす人、訪れた人が気軽に足をとめて、美味しいコーヒーや焼き菓子を味わったり、店主やお客さんどうしの会話を楽しんだり、そんな“街に開かれたリビング”のような場所にしていきたいですね」と、植村さんは話します。 1階には、大きな窓から商店街が眺められる、イートインスペースも用意されています。おいしい焼き菓子やコーヒー、美しい花々、さらには新たな体験や交流を求めて、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください!
WRITER
- トップページ
- ENJOY TODAY
- おでかけ
- 【知多半島】豊かな自然をのんびり満喫♪リフレッシュにおすすめの日帰りモデルコース