芳翠の代表作が一堂に会する、約30年ぶりの大回顧展「PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」開催【岐阜市】
#アート

2024.9.25wed

芳翠の代表作が一堂に会する、約30年ぶりの大回顧展「PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」開催【岐阜市】

2024年9月27日(金)~12月8日(日)まで、岐阜県美術館にて「PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」が開催されます。

本展覧会は、国立博物館収蔵品貸与促進事業の活用とともに、山本芳翠作品の日本最多収蔵館でもある皇居三の丸尚蔵館全面協力のもと、秋に岐阜県で開催する国民文化祭事業として開催されます。

日本洋画の素地を築いた芳翠は、美濃国恵那郡野志村生まれの近代洋画家。五姓田芳柳に学び、フランスで本格的な油彩画技法を身に付けました。岐阜県美術館初公開の『勾当内侍月詠之図』は、明治10年の第一回内国勧業博覧会で花紋章となり、宮内省買上を受けた、芳翠初期の最も重要な作品です。

さらに、明治天皇に献上された『崇元寺舜天王之廟』をはじめとする九州・沖縄連作、日清戦争に従軍し、帰国後に制作された『明治二十七八年戦地記録図』など、記録画の数々も見逃せないラインナップとなっています。

ぜひ、この機会に皇室と岐阜をつなぐ明治洋画の世界を堪能してみてください。

「PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」

問い合わせ
058-271-1313
期間
2024年9月27日(金)~12月8日(日)
時間
10:00~18:00(10/18、11/15は20:00まで開館)
※最終入館は各閉館の30分前 
会場
岐阜県美術館(岐阜市宇佐4-1-22)
休館日
月曜(祝・休日の場合は営業、翌日休) 
料金
1200円
公式サイト
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/


山本芳翠《琉球中城之東門》1888年 皇居三の丸尚蔵館収蔵
※掲載内容は2024年9月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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