アルバムの曲についても聞かせてください。表題曲の『BORDERLESS』は、アルバムタイトルが決まってから、楽曲ができたんですよね?

そうですね。これは蔦谷さんと最後に作った5曲目なので、踏み込める領域がかなり広がって、これまでの4曲があったからこそ、こういう楽曲が作りたい、と思えた一曲でした。実は提案を受けた5曲目のイメージがあって、それは“蔦谷さんが思う僕らに歌って欲しい曲”みたいなイメージの提案だったんです。すごくハマっていたし、カッコよかったんですけど、前半4曲の流れで、このベクトルに振り切っていいものなのか…みたいな違和感もあって。話し合いを何度も重ねて、0から考え直してこういう形に仕上がりました。

なるほど。コラボレーション曲『惑星STRaNdING (ft.Dos Monos)』の制作背景は?

オーバーグラウンドの蔦谷さんに対して、Dos Monosは僕の中でアンダーグラウンドのユニットなんです。2人の楽曲の振れ幅を、一つのアルバムとして成立できるのは僕らぐらいなんじゃないかな、と思っていて。Dos Monosのメンバー・荘子itは元々友達で、前回お願いしたリミックスがすごく良かったので、このアルバムでも参加してもらいました。


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雨のパレード、新アルバム『BORDERLESS』福永浩平さん(Vo)インタビュー

WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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