焼き菓子も生菓子もすべて手作りで

「カスタードプリン」(450円)と「ドリップコーヒー」(600円~)

「フィナンシェ」や「ガトーショコラ」、「マドレーヌ」などの焼き菓子やスイーツも、すべて藤田さんの手作り。小麦は国産小麦を使用し、砂糖も白砂糖ではなく、甘さ控えめでうま味のあるきび砂糖を選んでいます。

「フィナンシェ」などの焼き菓子が並ぶ。イートインも可能。

季節によってお菓子を変えており、今後はタルトなどの生菓子も取り入れる予定。カスタードプリンやチーズケーキもすべて手作りで、プリンは硬めでクラシックな味わいを目指しています。

自由に気軽に、この場所を楽しんでほしい

「Blé BAKE STORE」には、3歳から90歳まで、本当に幅広い年齢層の人が訪れます。SNSを見て足を運ぶ人も多く、以前の喫茶店の常連さんや、近隣の大学に通う留学生たちも立ち寄ってくれるそう。

藤田さんは、「この辺りは、カジュアルにお酒や料理を楽しめるお店や、夜にコーヒーが飲めるカフェなどが少ないので、多くの方に喜んでいただいています」と話します。

友だちや同僚とランチをしたり、焼き菓子とコーヒーを味わったり、前菜とお酒で昼から一杯飲んだり、焼き菓子をお土産にテイクアウトしたりと、様々な使い方ができる「Blé BAKE STORE」へ、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

店主・藤田さんにインタビュー

――店名の由来について教えてください。

「Blé BAKE STORE」の“Blé”とは、フランス語で“小麦”という意味なんです。小麦を使って作る焼き菓子が味わえ、同じく麦を使うビールも飲めるお店であること。さらに、うちで飼っている柴犬が「麦」という名前なことから、「Blé BAKE STORE」と名付けました。
ちなみに、入り口すぐのベンチシートの席だけ、ワンちゃんとの同席OKとなっています。一席しかないのですが、ワンちゃんを散歩している近所の方に、よく利用していただいています。

――これからやっていきたいこととは?

実は、2階のスペースも借りていて、4月には古着屋さんのポップアップを行いました。これからも、コーヒーやカレーのお店のポップアップや、ものづくりのワークショップなど、様々なイベントを開催していきたいです。そして、いろいろな方が集う場所に、このお店を育てていければと思っています。

WRITER
Sugiyama

取材後に「チキンオーバーライス」をいただきましたが、スパイスの効いた鶏肉と、たっぷりの野菜がマッチしていて、とってもおいしかったです! こうした料理をはじめ、スイーツや焼き菓子、さらにはお店のロゴやショップカードまで、すべて藤田さんが手作りしていて、クオリティーが高いことに驚きました。また、店内には「DIATONE」のレトロなスピーカーが置かれていて、心地良い音楽が流れていました。ホッとリラックスしたいときなどにも、ぜひ立ち寄ってみてください!

Blé BAKE STORE(ブレベイクストア)

場所
名古屋市昭和区山手通3-16
営業時間
11:00~23:00(LOは22:00)


撮影/渡辺創(ESTUDIO pepe)
※掲載内容は2024年7月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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「八事日赤駅」すぐ!昼飲みできるカフェ「Blé BAKE STORE」には焼き菓子やスイーツ、フードなど多彩なメニューがスタンバイ♪

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Masahiro Sugiyama

Masahiro Sugiyama

金沢の出版社、東京の雑誌『自休自足』(現『TURNS』)の編集部を経て、2009年に独立。2016年秋から、地元・愛知へUターン。月刊『KELLy』では、おでかけ記事を担当し、年間200軒以上のショップや飲食店を取材!著書に、『ふだんの金沢に出会う旅へ』『レトロカーと。』(ともに主婦の友社)など。

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